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人材検索について
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最終更新日:2025/07/18
水島 諒子
ミズシマ リョウコ
(Ryoko Mizushima)
講演・口頭発表等
- 発表タイトル
- ジュニアラグビーチームにおける栄養サポートの必要性と実施状況に関するインターネット調査
- 発表タイトル(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/ryokomizushima/presentations/50657652
- 会議名
- 第72回日本栄養改善学会学術総会
- 会議名(英)
- 開催地
- 東京
- 開催地(英)
- 国名
- 概要
- 【目的】成長期のラグビー選手にとって適切な栄養サポートは必要不可欠である。我々は全国のジュニアラグビー選手を支援する指導者・家族を対象に、栄養サポートを含むコンディショニングに関するインターネット調査を実施した。本発表では、栄養サポートの必要性と実施状況を調査することを目的とした。 【方法】機縁法で募集した研究対象者に対して、調査画面にアクセスできるURLを案内し回答してもらった。主たる調査項目はコンディショニングサポートの実施状況と必要性とし、必要性は5段階で回答してもらった。本研究では、「とてもそう思う」、「そう思う」と回答した者を栄養サポートの必要性あり、「全くそう思わない」、「そう思わない」、「どちらともいえない」と回答した者を栄養サポートの必要性なしとし、カイ二乗検定により比較した。 【結果】研究対象者は778人(男性531人)であり、指導者338人、家族324人、どちらの役割も担っている者116人であった。212 人(27%)が栄養サポートを実施していると回答し、566 人(73%)は実施していないと回答したが、623人(80%)が必要性を感じていた。必要性を感じている群の特徴として、活動頻度が多い、トレーナーと栄養士が在籍している、コンディショニングサポートを実施している、選手数が少ない、目標競技レベルが高いことが示された(P<0.001)。また、回答者の特性としては、家族よりも指導者、女性よりも男性、若い年代の方が栄養サポートの必要性を感じていた(P<0.001)。 【結論】ジュニアラグビー選手の栄養サポートの必要性は認識しているが、実施はしていないチームが多いことが示唆された。これらの状況を踏まえた上で、サポートシステム構築を検討する必要があると考えられた。
- 概要(英)
- 国際会議かどうか
- 国内会議
- 主催者
- 主催者(英)
- 講演者
- 水島諒子,小熊祐子,太田千尋,中嶋真也,吉澤裕世,WAN Jiawei,中田由夫
- 講演者(英)
- 発表年月
- 2025年9月13日
- 招待の有無
- 会議種別
- ポスター発表
- DOI URL