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最終更新日:2025/04/24
河野 由
カワノ ユイ
(Yui Kawano)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 鑑賞者の評価を考慮した舞踊運動における個人差の意義の実証:運動・印象の分析から
- タイトル(英)
- 研究概要
- 当該年度は2021年10月より育児休業を取得したため、プロレベルの舞踊家11名(以下、動作実施者)の動画から感受される印象の調査のみを行った。具体的には、50名のバレエ経験者(以下、印象評定者)を対象に、初年度に撮影・編集したプロレベルの舞踊家11名の動画から感受される印象を、運動の出来栄えに関する印象(例えば、「美しい-醜い」、「良い-悪い」)と運動の特色に関する印象(例えば、「滑らかな-平坦な」、「重い-軽い」)からなる23対の形容詞対を用いて調査した。手順としては、動画の観察に先立ち、予め印象評定者に対して、23 対語の評定尺度を確認するように指示した。印象評定者の準備が整ったのを確認し、提示順による評定のバイアスを取り除くために、まずすべての動作実施者の 1試行目の動画を1種類ずつ(計11種類)呈示した。次に、作成した動作実施者の2・3試行目の動画22種類のうち、1種類ずつ3回連続で呈示した後、1分間で23対語それぞれに評定を求めた。この手順は、11種類の動画の評定を終えるごとに 2 分間の休憩を設けながら、すべての動画の評定を終えるまで繰り返した。なお、22種類の動画の呈示順は無作為とした。また、本研究で使用した評定用語の信頼性の確認のため、本研究の印象評定に協力が得られた50名のうち、8名を対象に再テスト法にて動画から感受される印象を調査した。 なお、これまでの進捗状況は以下の通り。 初年度は、バレエの下肢挙上動作を対象に、3次元動作分析装置による運動分析を実施し、運動の個人差の大きい局面を特定するとともに、その個人差を反映する運動学的変量を同定した。これによって、バレエの下肢挙上動作における演技者自身の「表現」とも捉えられる運動の個人差の実態が把握できたと考える。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/YuiKawano/research_projects/30824456
- 担当研究者
- 河野 由
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
- 制度名(英)
- 研究種目
- 研究活動スタート支援
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2020年9月
- 年月To
- 2022年3月
- 配分額(総額)
- 1690000
- 配分額(直接経費)
- 1300000
- 配分額(間接経費)
- 390000
- 資金種別
- 課題番号
- 20K23311
- KAKEN URL