News


人材検索について

ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2025/09/29

近藤 衣美

コンドウ エミ (Emi Kondo)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
若年期ライフステージのエネルギー代謝適応と生殖機能,免疫機能との関連性の解明
タイトル(英)
Relationship between metabolic adaptation, reproductive function, and immune function in young life stages
研究概要
本研究では、エネルギー代謝が安定しはじめる若年期のエネルギー代謝適応と生殖機能、免疫機能との関連性を明らかにすることを主眼に置いている。そのために、以下の3つの目標を設定している。①若年期のエネルギー代謝適応の新しい評価法を開発し、②総エネルギー消費量を調節する代謝関連因子が免疫機能、生殖機能、身体組成に及ぼす影響を検証する。そして③長期的なエネルギー代謝適応、免疫機能、生殖機能の代謝関連因子を明らかにすること。 今年度は、男性と女性のアスリートを対象に、睡眠時エネルギー代謝と総エネルギー消費量を測定した。これに加えて、尿中代謝物質の分析も行った。睡眠時エネルギー代謝をメタボリックチャンバーを用いて評価し、このデータについては、睡眠時ポリソムノグラフィを使用して取得した脳波データと併せて、運動や月経周期、月経の有無による代謝変動を詳細に調査した。これにより、新たな洞察を得ることができ、現在学術論文として投稿中である。尿中代謝物質の分析では、一部のサンプルについて再分析が必要と判断されて、次年度以降も解析を継続する。 さらに、身体組成と生殖機能の関係性を明らかにするために、10代後半から80歳代までの122人の研究対象者に、生体電気インピーダンス法を使用してデータ収集を行った。さらに、このデータからPhase Angleを評価し、骨格筋の状態、生殖機能、エネルギー代謝の関係性を現在解析中である。これらの実験と分析を通じて、若年期のエネルギー代謝適応が免疫機能や生殖機能に及ぼす影響を明らかにするために当初の計画通り、次年度以降も測定を継続して十分なデータの確保を目指す予定である。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/E_Kondo/research_projects/51332682
担当研究者
下山 寛之,高橋 英幸,清水 和弘,渡部 厚一,近藤 衣美
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
Japan Society for the Promotion of Science
制度名
科学研究費助成事業
制度名(英)
Grants-in-Aid for Scientific Research
研究種目
基盤研究(B)
研究種目(英)
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
研究機関
筑波大学
研究機関(英)
University of Tsukuba
年月From
2023年4月1日
年月To
2027年3月31日
配分額(総額)
17680000
配分額(直接経費)
13600000
配分額(間接経費)
4080000
資金種別
課題番号
23K27969
KAKEN URL