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人材検索について
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最終更新日:2025/02/03
木村 典代
キムラ ミチヨ
(Michiyo Kimura)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 屋外スポーツ活動者のカロテノイド適正摂取量に関する研究
- タイトル(英)
- 研究概要
- 【目的】これまでに紫外線暴露による血中β-カロテン濃度の変化及び血中抗酸化能へ及ぼす影響については明らかにされていない。そこで紫外線暴露量の多いスポーツ競技者と少ない競技者ではUVBによって惹起されるDNA酸化傷害の程度が異なるか否かと血中抗酸化ビタミン濃度に変化がみられるかどうかを検討した。【対象・方法】研究協力の同意が得られた高校女子ソフトボール部員12名、高校女子バレーボール部員17名、コントロール群として大学女子学生11名を対象とした。平成18年夏期に早朝空腹時採血を行い、ヒトリンパ球を用いたCBMN assayを行った。HPLC法により血漿β-カロテン、アスコルビン酸、α-トコフェロール濃度を測定した。採血前の1週間は抗酸化ビタミンの摂取量調査、身体活動量および日常の紫外線暴露量を計測した。【結果および考察】自然誘発性の小核出現率はいずれの群でも低く、群間の差は見られなかったが、UVB照射を行ったリンパ球においては、バレーボール部(21.5±11.0%)がコントロール群(7.8±5.4%、p<0.01)やソフトボール部(9.5±5.7%、p<0.05)よりも有意に高かった。両運動群で身体活動量が同等であったにもかかわらず、バレーボール部のみ小核出現率がコントロール群よりも高値を示した原因の1つとして、α-トコフェロール濃度がコントロール群よりも有意に低値を示していたこと(p<0.05)が関係しているかもしれない。しかしながら、α-トコフェロール濃度と小核出現率の間には相関関係は認められず、さらに、β-カロテンの摂取量や血中濃度にも3群間で差が認められなかった。従って、ソフトボール部のように日常的に紫外線に暴露されている場合には、これらの抗酸化ビタミン以外の紫外線に対する何らかの耐性が高まっている可能性が考えられた。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/kmrmcy43/research_projects/11152767
- 担当研究者
- 木村 典代
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 文部科学省
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費補助金(若手研究(B))
- 制度名(英)
- 研究種目
- 若手研究(B)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 高崎健康福祉大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2006年
- 年月To
- 2007年
- 配分額(総額)
- 3400000
- 配分額(直接経費)
- 3400000
- 配分額(間接経費)
- 0
- 資金種別
- 競争的資金
- 課題番号
- 18700558
- KAKEN URL