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人材検索について
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最終更新日:2025/04/04
小野 高志
オノ タカシ
(ONO TAKASHI)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- ハムストリングス肉離れの受傷リスクを予測するスクリーニングテストの開発
- タイトル(英)
- Development of a new screening tests to predict the risk of hamstring strain injuries
- 研究概要
- 2021年3月までにすでに取り掛かっていた研究計画1の実験データを解析した。実験は研究協力者の所属機関である早稲田大学・東伏見キャンパスにて予定通り行った。肉離れの既往歴のある15名の被験者(陸上短距離走、サッカー)に対して片脚立位での股関節伸展運動を行ってもらい、三次元動作解析、体幹・下肢の筋電図解析、足底圧分布計測を行った。実験の結果、肉離れ既往歴のある脚では既往歴のない脚と比較して身体制御が安定せず、その原因として骨盤前傾を制御する際のハムストリングス各筋の活動が低下している可能性が考えられた。 新型コロナウィルス感染症の影響により参加を予定していた国内外の学会が延期や中止となったこともあり、本実験の結果は今年度中に国内の学会にて発表することを予定している。 2021年4月より所属先が変更となった関係で、研究計画2のプロトコルの見直しと実験環境の整備に取り組んだ。当初の計画では片脚立位時の身体制御パラメータとして足底圧分布を計測する予定であったが、全身の身体制御という観点から重心軌跡を計測することとした。15名の被験者に対し、過去の既往歴調査、整形外科医師による問診、理学療法士による筋タイトネスやアライメントの評価、等速性筋力測定器を用いた下肢の筋力測定、両脚での静止立位時の重心軌跡の測定を行った。これらのデータを前向き研究の基礎データとするとともに、今後さらにデータ数を増やし、ハムストリングス肉離れの発生状況との関係を追跡することにより、受傷リスクのスクリーニングテストの開発に繋げていく予定である。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/ono-t/research_projects/32366799
- 担当研究者
- 小野 高志
- 担当研究者(英)
- ONO TAKASHI
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究機関
- 周南公立大学
- 研究機関(英)
- Shunan University
- 年月From
- 2021年4月
- 年月To
- 2026年3月
- 配分額(総額)
- 2470000
- 配分額(直接経費)
- 1900000
- 配分額(間接経費)
- 570000
- 資金種別
- 課題番号
- 21K11396
- KAKEN URL