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人材検索について
ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2025/06/20
土屋 裕睦
ツチヤ ヒロノブ
(Hironobu Tsuchiya)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- スポーツチームの心理状態を可視化する:実力発揮の予測ならびに支援ツールの開発
- タイトル(英)
- 研究概要
- 本研究は、スポーツチームの心理状態を可視化するためのアセスメントツールを開発し、さらにチームへのサポートシステムをインターネット上で構築する、縦断的かつ実践的な研究である。研究5年目(最終年度)にあたる本年度は、①集団機能に着目し、スポーツチームの心理状態を直感的かつ包括的に捉えられるアセスメント・ツール(心理尺度)の開発、 ②インターネットを活用したデータ収集ならびに分析システムの構築、 ③データフィードバックならびに集団機能活性化のための指針を提供するサポートシステムの構築の3点についてまとめを行なうことが課題であった。 集団凝集性と集合的効力感を2軸とした、スポーツチームの心理状態の可視化の試みについては、一定の信頼性、妥当性が確認でき、アセスメントツールとして有用であると考えられた。特に、集団凝集性よりも集合的効力感がパフォーマンスと関連することが示唆された。また2つ目の研究課題に関連し、従来の紙と鉛筆を用いた調査ではなく、QRコードをスマートフォンで読み込んで回答させることにより、インターネットを活用したデータ収集ならびに競技現場で即時の分析が可能となった。リアルタイムでチーム状況を可視化できることは、チームビルディングの方向性を見い出すことにつながった。最後にこのデータのフィードバックならびにサポートシステムの構築については、実践研究の蓄積が課題となっている。大学スポーツチームだけでなく、東京2020大会を目指すいくつかの競技団体においても実践研究を遂行中であり、この成果をとりまとめ、上記2つの研究課題と関連させて分析を行なうことが必要となっている。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/hrnb526/research_projects/25244697
- 担当研究者
- 土屋 裕睦
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究機関
- 大阪体育大学
- 研究機関(英)
- Osaka University of Health and Sport Sciences
- 年月From
- 2014年4月1日
- 年月To
- 2020年3月31日
- 配分額(総額)
- 4810000
- 配分額(直接経費)
- 3700000
- 配分額(間接経費)
- 1110000
- 資金種別
- 課題番号
- 26350763
- KAKEN URL