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人材検索について
ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。
最終更新日:2025/06/17
橋口 泰一
ハシグチ ヤスカズ
(Yasukazu HASHIGUCHI)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 視覚障害者スポーツの人的支援に向けた有用なスキル指標と育成プログラムの開発
- タイトル(英)
- 視覚障害者スポーツの人的支援に向けた有用なスキル指標と育成プログラムの開発
- 研究概要
- 本研究は,視覚障害者スポーツを対象にした「競技パートナースキル指標」を実践現場から帰納的に集約した上で体系化し,その指導プログラムの開発を目指す。その中で,視覚障害者のスポーツを支える競技パートナーは,どのようなスキルが必要なのか,それは,どの段階で,どのようなスキルを備えるべきなのか,競技パートナーの育成には,どのような指導方略が必要なのかといった研究上の問いに対して検討,分析するものである。これは,視覚障害者スポーツを支える人的環境整備における喫緊の課題の解決を目指すものであり,ひいては視覚障害者のスポーツ参加や継続等の実施率に貢献するものである。 本研究は,これまで行ってきたブラインドサッカーにおける言語教示やゲーム分析等の研究を土台とした視覚障害者スポーツ,パラスポーツにかかわる人を対象とした研究である。 今年度は,視覚障害者スポーツ競技に関与した大学生スポーツボランティアを対象に,介助支援以上の機能の必要性が示唆されている現状を鑑み,ボランティア自身の認識および今後のボランティアの参画の在り方に向けた基礎的な資料を得ることを目的としてインタビュー調査した。その結果,パラスポーツの実施率向上に資するための一要因として,普及段階に対する大学生ボランティアを継続的な参加を見据えた計画的なアプローチの必要性が示唆された。パラスポーツと大学とのボランティア育成に関する連携のあり方に言及する論考は少なく,当事者の語りや個々の事例から帰納的に,その方向性を定位していくことの必要性も示唆された。また,今後のボランティアには,眼前の現象の出立に至る意味や価値を捉える高次の認識と障害に対する専門的な知識に加えて,パフォーマンス発揮を促すコーチングに必要な専門的知識の必要性があろう。未だ内部資料であり,研究発表まで至っていないが,令和4年度に発表していきたい。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/read0131842/research_projects/32649904
- 担当研究者
- 橋口泰一
- 担当研究者(英)
- 橋口泰一
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 日本学術振興会
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 科学研究費助成事業
- 研究種目
- 基盤研究C
- 研究種目(英)
- 基盤研究C
- 研究機関
- 日本大学
- 研究機関(英)
- 日本大学
- 年月From
- 2021年4月
- 年月To
- 2025年3月
- 配分額(総額)
- 4160000
- 配分額(直接経費)
- 3200000
- 配分額(間接経費)
- 960000
- 資金種別
- 競争的資金
- 課題番号
- 21K11399
- KAKEN URL