■ 新潟医療福祉大学の概要

新潟医療福祉大学インスタグラムより
新潟医療福祉大学は、保健・医療・福祉・スポーツを学ぶ6学部16学科および大学院を有する、全国最大級の医療・福祉・スポーツ系の総合大学です。
アスリートサポートの分野では、全14クラブを強化クラブに指定し、トップアスリートや指導者の育成に積極的に取り組んでいます。また、看護・医療・リハビリテーション・栄養・スポーツ・福祉・医療ITなど、多様な専門分野を備える総合大学としての特長を活かし、トレーナー、リハビリ専門職、管理栄養士などによる異分野融合型の多職種連携支援体制を構築しています。
このたび、HPSCパッケージ「FAAB」の導入を通じて、さらなるサポート体制の強化を図るため、研修を実施する運びとなりました。
■ 研修内容
今回の研修は、新潟医療福祉大学ご所属の5名の方を対象に行いました。前半は、国立スポーツ科学センター(JISS)のハイパフォーマンス・ジムでFAABを担当するスタッフから、機器の設置や撮影方法及びフィードバック帳票の作成について、実演を交えながらご説明しました。後半は、参加者の皆様に、試技や撮影のロールプレイを行っていただき、その後フィードバック帳票についてのご説明やフィードバック方法をご紹介しました。
座学研修の様子
実技研修の様子
■ 新潟医療福祉大学様のコメント
・実際に機器の設置から動作の撮影、フィードバック帳票の作成に至るまで、一連の流れを体験することで、FAABの運用手順を体系的に理解することができました。特に、動作分析における撮影ポジションや条件設定の重要性をあらためて認識する機会となりました。
・理学療法士として、外傷・障害リスクの要因抽出および、それに基づく介入戦略の立案は重要な業務のひとつです。本研修では、FAABを通じて競技現場に即したリスク評価とフィードバックの方法論を実践的に学ぶことができ、臨床とアスリートサポートの架け橋となる有益な知見が得られました。
・教育・研究の観点からも、FAABの標準化された評価手法は、学生への運動学習・バイオメカニクス教育への応用のみならず、将来的なデータベース化や多施設共同研究の展開にも大きな可能性を秘めていると感じました。
■ 関連リンク
新潟医療福祉大学ホームページ
新潟スポーツ医・科学コンソーシアムホームページ
HPSCパッケージ「姿勢チェック(FAAB)」の概要