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人材検索について

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最終更新日:2025/04/07

徳武 岳

トクタケ ガク (Gaku Tokutake)
論文
タイトル
陸上競技選手におけるハムストリング肉ばなれの発生と大臀筋筋厚との関連性 前向きコホート研究
タイトル(英)
参照URL
https://researchmap.jp/gtokutake/published_papers/37690464
著者
崎濱 星耶,倉持 梨恵子,清水 卓也,村田 祐樹,徳武 岳,長尾 茉珠
著者(英)
担当区分
概要
ハムストリング肉ばなれ(以下、HSI)は陸上競技で頻発する。HSIの危険因子は多数検討されてきたが、内的因子の特定には至っておらず、再発率も高い。ハムストリングは膝と股関節に作用する二関節筋であり、疾走時の股関節伸展においては、共同して働く大臀筋との関連がHSI発生に及ぼす影響が考えられる。しかしながら、大臀筋に着目して分析された報告はない。そこで本研究は、HSIの発生を、大臀筋との関連に着目し、前向きコホート研究によってこれらの関連性を明らかにすることを目的とした。大学生陸上競技選手48名(96脚)を対象に、ハムストリングと大臀筋の筋厚に加え、股関節周囲筋の柔軟性および膝関節屈曲・伸展筋力(60deg/sec、180deg/sec)を測定した後、HSIの発生を観察した。その結果、9脚でHSIが発生し、既往脚(8脚)においてHSIの発生が有意に高く(p<0.05)、再発率の高さが示された。しかしながら、HSIの発生と筋厚や柔軟性、筋力に有意な差は認められず、大臀筋を含むその他の内的因子との関連性は示されなかった。(著者抄録)
概要(英)
出版者・発行元
(一社)日本臨床スポーツ医学会
出版者・発行元(英)
誌名
日本臨床スポーツ医学会誌
誌名(英)
29
1
開始ページ
64
終了ページ
70
出版年月
2021年1月
査読の有無
招待の有無
掲載種別
ISSN
1346-4159
DOI URL
共同研究・競争的資金等の研究課題