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最終更新日:2024/10/20
原村 未来
ハラムラ ミキ
(Miki Haramura)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 拡張視野超音波画像による子どもの大腿部・体幹部・上腕部の骨格筋定量方法の確立
- タイトル(英)
- 研究概要
- 本研究では,(1)子どもにおけるEFOV法での上腕部・体幹部・大腿部の筋横断面積の測定値の再現性の検証を行ったうえで,(2)CSAEFOVとCSAMRIの測定値の妥当性の検証および筋体積の関連性に関する検証を実施し,EFOV法での子どもの筋横断面積の測定方法を確立することを目的とする. これまで,子どもの筋サイズの経年変化について報告した研究は,超音波画像診断装置で上肢および下肢の筋横断面積や筋厚などが報告されているが,生理学的筋横断面積(PCSA)の発育における変化を報告した研究はほとんどない.PCSAの算出は,MRIやCTといった医用画像法で得られた筋体積を,超音波法での測定で得られた筋束長で除すことで定量すること出来るが、それらの装置は高い分解能を有している一方,使用場所の制約がありフィールドワークには適していない.この欠点を解決する技術として,超音波画像診断装置に搭載されている拡張視野超音波画像法(EFOV法)がある.超音波画像診断装置は,測定場所の制約も少なく,学校現場等での筋厚の測定にも活用されている。 これまで、EFOV法用いて筋横断面積を定量した研究は,成人を対象とし,上腕部・体幹部・大腿部で検証され,MRIやCTで測定した筋横断面積と妥当性があることが報告されている.しかしながら,成人よりも形態的に小さい子どもの場合も同様の測定技術で測定が可能か,またゴールドスタンダードであるMRI法での筋横断面積の値と妥当性があるかについては不明である.特に,上腕部の周径囲は子どもの場合12cm以下と小さいため,正確に測定するためには成人とは異なる新しい測定手法の考案が必要である。 本研究において,EFOV法による子どもの筋横断面積の定量が可能と検証されれば,これまで報告数が少なかった子どもの生理学的筋横断面積の測定を、従来よりも簡易的に実施出来る可能性がある。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/miki.haramura/research_projects/32076862
- 担当研究者
- 原村未来
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 (若手研究)
- 制度名(英)
- 研究種目
- 若手研究
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2021年4月
- 年月To
- 2025年3月
- 配分額(総額)
- 2470000
- 配分額(直接経費)
- 1900000
- 配分額(間接経費)
- 570000
- 資金種別
- 課題番号
- 21K17579
- KAKEN URL