News
人材検索について
ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。
最終更新日:2024/02/01
大岩 奈青
オオイワ ナオ
(Nao Ohiwa)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 筋・腱弾性を指標としたタレント発掘基準の策定:新規ミオトノメーターの有用性の確立
- タイトル(英)
- 研究概要
- 本研究は、新しい測定原理で比較的簡単に筋・腱の弾性指標を計測できる組織硬度計・MyotonPROの信頼性・有用性を検証し、タレント発掘・競技種目適性診断への応用可能性を検証することを目的とする。 本年度は、MyotonPROによる筋・腱弾性の測定値から体脂肪の影響を取り除くための補正式を考案するための実験、および、筋・腱弾性の競技種目特異性を明らかにするためのデータ収集を行った。 前者の研究では、一般成人男女24名の両脚の外側広筋、大腿直筋、腓腹筋内側頭、腓腹筋外側頭およびアキレス腱を対象として、超音波シアウェーブエラストグラフィを用いた剪断波伝播速度とMyotonPROを用いたスティフネスの測定を行うとともに、磁気共鳴分光法を用いた皮下脂肪厚、体組成計を用いた体脂肪率、ボディマス指数(BMI)との関係を検討した。その結果、筋により、剪断波伝播速度とスティフネスとの間の関係に違いが認められた。一方、全ての筋において、スティフネスの値を皮下脂肪厚、体脂肪率、BMIの値で補正することにより、剪断波伝播速度をより高精度で予測できる可能性が示された。今後、さらにデータ数を増やすことにより、男女差も考慮した補正式の確立を目指す。 筋・腱弾性の競技種目特異性の検討では、体育を専門とする学部に所属する男性170名、女性74名の右脚の外側広筋、腓腹筋内側頭、腓腹筋外側頭およびアキレス腱を対象として、MyotonPROを用いたスティフネス測定を実施した。しかしながら、専門とする競技種目数が40以上と多いため、まだ、競技種目特異性を評価するための十分な例数を得られていないため、当初の計画通り、次年度以降も測定を継続して十分な例数の確保を目指す予定である。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/naoohiwa/research_projects/45504056
- 担当研究者
- 高橋 英幸,下山 寛之,近藤 衣美,大岩 奈青
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 筑波大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2022年6月30日
- 年月To
- 2025年3月31日
- 配分額(総額)
- 6240000
- 配分額(直接経費)
- 4800000
- 配分額(間接経費)
- 1440000
- 資金種別
- 課題番号
- 22K19745
- KAKEN URL