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人材検索について
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最終更新日:2025/03/10
半谷 美夏
ハンガイ ミカ
(Mika Hangai)
論文
- タイトル
- 競泳日本代表候補選手における肩関節障害の発生状況と関連因子
- タイトル(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/spms/published_papers/31710276
- 著者
- 松浦 由生子,半谷 美夏,三富 陽輔,金岡 恒治,公益財団法人日本水泳連盟医事委員会
- 著者(英)
- 担当区分
- 概要
- 競泳選手における肩関節障害の発生状況と肩関節障害に関連する肩関節機能(Scapular Dyskinesis(SD)や肩関節可動域)を明らかにし、予防対策の一助とすることを目的とした。日本水泳連盟が設定する標準記録であるインターナショナルDのタイムを突破し、2018年12月のインターナショナル合宿に参加した選手53名106肩(男性34名、女性19名)を対象とした。肩関節障害の発生状況はアンケート用紙にて調査し、肩関節機能はSD、肩回旋幅、中指間距離、肩関節外転90°位での肩関節内旋・外旋角度を計測し、評価した。日本代表候補選手53名中11名21肩(19.8%)に肩関節に疼痛や違和感が発生していた。有症状群21肩中19肩(90.5%)にSD所見を認め、有症状群のSD保有率が有意に高かった。身体特性項目の群間比較においては、有症状群は無症状群と比較して肩回旋幅が小さい傾向(p=0.17)、肩関節外旋角度が大きい傾向(p=0.07)を認めた。p値が0.2以下となったSD、肩関節外旋角度、肩回旋幅の3項をロジスティック回帰分析の独立変数と選定した。ロジスティック回帰分析の結果、SD保有(p=001)と肩関節外旋角度(p=0.02)が肩関節障害の保有と関連を認め、ROC曲線から算出した肩関節外旋角度のカットオフ値は105°であった。
- 概要(英)
- 出版者・発行元
- 水と健康医学研究会
- 出版者・発行元(英)
- 誌名
- 水と健康医学研究会誌
- 誌名(英)
- 巻
- 22
- 号
- 1
- 開始ページ
- 25
- 終了ページ
- 29
- 出版年月
- 2020年4月
- 査読の有無
- 査読有り
- 招待の有無
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- ISSN
- 1344-347X
- DOI URL
- 共同研究・競争的資金等の研究課題