News
人材検索について
ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2025/10/08
宮本 直和
ミヤモト ナオカズ
(Naokazu Miyamoto)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- アスリートの「バネ」の規定要因解明および「バネ」機能強化法構築のための基盤創出
- タイトル(英)
- 研究概要
- 国際的に活躍するアスリートの動きを表現するものとして「バネがある選手」といった表現を用いることが多々ある。また、国際レベルのアスリートでなくとも、スポーツ指導や体育の現場では「バネを活かした走り」などのように「バネ」というフレーズを用いた指導を耳にすることは多い。一方、研究面において腱組織の特性は、反動(伸張-短縮)による発揮パワーの向上、すなわち「バネ」指標とは関連がないことが報告されている。そこで本研究では、アスリートの「バネ」の規定要因を明らかにし、その知見に基づき「バネ」機能を強化するための効果的・効率的なトレーニング/コンディショニング法を構築するための基盤を創出することを目的としている。 2023年度は、陸上競技短距離あるいは跳躍種目を専門とする男性アスリート24名を対象に、足関節の硬さ、腓腹筋の硬さ(※本研究における筋の「硬さ」とは「凹みにくさ」ではなく「伸びにくさ」を評価)およびリバウンドジャンプ時の「バネ」との関係について検討した。等速計筋力計および超音波剪断波エラストグラフィを用いることによって、安静時(筋力を発揮していない状態)および筋力発揮時の足関節と腓腹筋の硬さを定量した。リバウンドジャンプ時の「バネ」は、滞空時間と接地時間の比(滞空時間÷接地時間)にて評価した。その結果、リバウンドジャンプ時の「バネ」指標は、筋収縮時の足関節の硬さと有意な相関関係があった。また、筋収縮時の足関節の硬さは腓腹筋の硬さと有意な相関があった。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/read0094733/research_projects/51312669
- 担当研究者
- 山崎 一彦,宮本 直和
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 順天堂大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2023年4月1日
- 年月To
- 2027年3月31日
- 配分額(総額)
- 4680000
- 配分額(直接経費)
- 3600000
- 配分額(間接経費)
- 1080000
- 資金種別
- 課題番号
- 23K10724
- KAKEN URL