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人材検索について
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最終更新日:2025/10/02
立谷 泰久
タチヤ ヤスヒサ
(YASUHISA TACHIYA)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 審判員のコミュニケーションスキル向上プログラムの開発と効果検証
- タイトル(英)
- 研究概要
- 審判員は判定の伝え方や抗議への対応など状況を速やかに把握した上で、迅速かつ正確なコミュニケーションが求められる。そこで、本研究では,審判行動に影響を及ぼす要因としてコミュニケーションスキルに着目し、審判員特有の言語的・非言語的コミュニケーション内容を明らかにするとともに向上プログラムを開発する。具体的には、コミュニケーションスキルに関わる国内外の文献的研究を行い(研究1)、面接調査を実施することにより審判員のコミュニケーションスキルの様相を明らかにする(研究2)。次に、審判員特有のコミュニケーションスキル測定尺度を開発し、その関連性について検討する(研究3)。最後に、審判員におけるコミュニケーションスキル向上プログラムを考案し、その効果を検証する(研究4)ことであった。 2023年度は研究1および研究2の一部を実施した。調査対象者の収集においては、競技団体と十分に連携して調査を実施することができた。実施にあたっては、国際審判員の経験を有するラグビー審判員4名を対象として、審判活動時のコミュニケーションの様相について半構造化面接を行った。分析の結果、審判員のコミュニケーションとして、「選手との距離感」「毅然とした態度」「的確な説明」「笛の強さ」「審判間のアイコンタクト」などが重要な内容として報告された。また、選手とのコミュニケーションを円滑にするために、試合時のジェスチャーや表情をビデオで確認したり、イメージを活用していることが示された。これらの結果をもとに、コミュニケーションスキルを測定する尺度開発のための項目を収集していく予定である。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/tachiyay/research_projects/51312648
- 担当研究者
- 村上 貴聡,立谷 泰久
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 東京理科大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2023年4月1日
- 年月To
- 2026年3月31日
- 配分額(総額)
- 3120000
- 配分額(直接経費)
- 2400000
- 配分額(間接経費)
- 720000
- 資金種別
- 課題番号
- 23K10669
- KAKEN URL