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人材検索について
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最終更新日:2025/09/29
雨宮 怜
アメミヤ レイ
(Rei Amemiya)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 「個人別知」に基づく新たなスポーツ実践科学と指導システムの構築
- タイトル(英)
- Creating a new practical sports science and coaching system based on personalized data.
- 研究概要
- 本研究期間全体の目的は、「個人別知」を活用する実践者主体のボトムアップ型の体育スポーツ科学と実践および指導のあり方を提案し、新たなスポーツ実践科学の方法論の有効性を実験的に検証した上で、スポーツ指導の実態調査と介入研究を通してその有効性を確認することである。この目的を達成するために初年度において、以下のように研究を推進した。 ① 個別データに基づく実践者主体の科学と実践の方法論の構築:従来の方法である理論や法則(エビデンス)を現実に適用するトップダウン型ではなく、個別の現実データから結果(アウトカム)を予測して改善するボトムアップ型のパラダイムを体育スポーツ領域に応用した研究法と実践・指導法の理論を構築し、学会で講演した。 ② デジタルポートフォリオのシステム開発の準備:実践者各個人が、タブレット端末などを活用して毎日の心理・生理・行動データを記録し、解析結果を確認できるデジタルポートフォリオを開発するため、その内容と方法を検討した。また、予備的研究として個人別の心理・生理状態のデータを収集し解析した。 ③ 運動の新たな実践法の有効性の検討:次年度以降に実施する実践研究に用いる運動の実践法・指導法の有効性を検証した。また、大学生を対象とした研究と中学生を対象とした研究の成果を論文として発表した。 ④ 青少年のスポーツ指導の実態調査の実施:茨城県の中学校における多様な部活動の指導者と生徒1300名を対象に調査を実施した。それぞれの部活動における指導法の特徴と有効性の違いについて、指導者視点の評価と生徒視点の評価に基づく実態を調査した。結果として、指導者の評価と生徒の評価に大きな解離が存在することが明らかになり、個々の生徒を理解することの重要性が確認できた。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/ramemiya/research_projects/51332702
- 担当研究者
- 坂入 洋右,中塚 健太郎,雨宮 怜,松浦 佑希,稲垣 和希
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
- 研究機関
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2023年4月1日
- 年月To
- 2026年3月31日
- 配分額(総額)
- 18330000
- 配分額(直接経費)
- 14100000
- 配分額(間接経費)
- 4230000
- 資金種別
- 課題番号
- 23K27984
- KAKEN URL