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最終更新日:2025/09/29
斎藤 辰哉
サイトウ タツヤ
(Tatsuya Saito)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 下肢血流における部分浴及び軽運動についての検討
- タイトル(英)
- 研究概要
- 近年地震や集中豪雨などによる洪水あるいは土砂災害などの自然災害が頻発化し,甚大な被害が発生している。その影響により、規模の大小に関わらず避難(所)生活を送らなければならなくなる可能性が高くなっているのではないかと考えられている。これまでも避難生活における様々な健康リスクが考えられており、厚生労働省は、感染症、エコノミー症候群、心身の機能の低下等の対策が必要であるとしている。その中の静脈血栓症、いわゆるエコノミー症候群についての予防対策として水分摂取、運動、弾性ストッキングの着用などの対策が挙げられ検討されてきている。大規模災害時においては、それらに代用できるもの、あるいは既存の方法と併用でき、簡便かつ効果的な手段や方法の検討が必要であると考えている。先行研究では運動による血流の増加などが血管内皮機能改善に関連する因子として報告されている。これらの報告から、複合的理学療法あるいは弾性ストッキングと同様に足浴による血流動態の変化も血栓症予防や局所性浮腫の予防・改善等に効果が期待できる可能性があるのではないかと考え研究を進めている。そこで下腿の血流動態に着目し、影響を与える可能性が考えられる足浴及び軽運動の及ぼす影響について検討中である。今年度においても測定方法及び条件についての予備的検討として、足関節の軽運動における血流動態にについて、回数、可動域を含めた運動量の規定に関する検討を行っている。現在もう一点、足関節軽運動時の下腿の血流動態における評価についての予備的検討を行っている。運動時血流動態の評価は、重要な指標であり、超音波エコー法やレーザー血流計を用いた評価方法と解析方法について、文献的知見も含め最終検討している。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/t_s/research_projects/51299291
- 担当研究者
- 西村 正広,斎藤 辰哉
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 鳥取大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2019年4月1日
- 年月To
- 2025年3月31日
- 配分額(総額)
- 4290000
- 配分額(直接経費)
- 3300000
- 配分額(間接経費)
- 990000
- 資金種別
- 課題番号
- 19K10797
- KAKEN URL