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最終更新日:2025/04/29
江玉 睦明
江玉 睦明
(Edama Mutsuaki)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- MRI情報を用いた筋骨格有限要素モデルによる扁平足のタイプ別での骨・軟部組織負荷
- タイトル(英)
- Bone and soft tissue load for each type of flatfoot by musculoskeletal finite element model using MRI information
- 研究概要
- 初年度は,ランニング障害を発生しやすい扁平足のタイプを調査する計画であり,本学大学生の様々な競技を実施している男女をリクルートし,62名124足の足部評価を実施した.足部評価はarch height index(内側縦アーチの評価)とarch height flexibility(タイプ分類)とした.現在,37名の扁平足が存在するが,まだ大規模調査としては人数が不足している.そのため,継続して評価を実施していく.評価をする過程で,正常足でもタイプは存在し,正常足のなかでも障害発生しやすいタイプも存在する可能性を考えた.そこで,正常足のarch height flexibilityがランニング中の足底腱膜張力に与える影響を検証した.その結果,arch height flexibilityが高い正常足者は足底腱膜張力が高値を示した.つまり,荷重によってアーチが下降しやすいタイプは足底腱膜炎を発症するリスクが高い可能性を言及した.本成果は学会で優秀賞(ランニング学会)を受賞した.また,国際誌にも受理された(Takabayashi et al, Arch height flexibility is associated with plantar fascia tension during running, Gait & Posture, 2023). 現在は足部評価を継続して実施しており,今後その調査結果をもとに扁平足のタイプ分類をしていく.また,2024年度の研究課題である筋骨格有限要素モデルによる扁平足のタイプ別での骨・軟部組織負荷を推定に向け,テラバイト社から専用ソフトAnyBodyのトレーニングを受講した.トレーニングでは逆動力学計算や仮想的な床反力の計算などを実施した.今後はこのソフトウェアを利用して,扁平足のタイプ別での骨・軟部組織負荷を推定していく.
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/www.nuhw.ac.jp/research_projects/44446985
- 担当研究者
- 高林 知也,江玉 睦明,久保 雅義
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究機関
- 新潟医療福祉大学
- 研究機関(英)
- Niigata University of Health and Welfare
- 年月From
- 2023年4月1日
- 年月To
- 2026年3月31日
- 配分額(総額)
- 4680000
- 配分額(直接経費)
- 3600000
- 配分額(間接経費)
- 1080000
- 資金種別
- 課題番号
- 23K10459
- KAKEN URL