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人材検索について
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最終更新日:2024/11/12
塩瀬 圭佑
シオセ ケイスケ
(Keisuke Shiose)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- カーボローディングにより貯留する体水分の暑熱対策効果の検証
- タイトル(英)
- 研究概要
- 数日間に及ぶ多量の糖質摂取(カーボローディング)により体水分量が増加することは既によく知られているが、貯留された体水分が運動時に及ぼす影響については未だ明らかでない。本研究の目的は、カーボローディングに伴い生じる体水分の貯留が暑熱対策効果を有するかを検討することである。 令和3年度は、常温環境下での運動時の体温動態へカーボローディングが及ぼす影響について調査を行った。本研究では若年健常男性を対象とし、平常食に加えて6g/kg 体重/日の炭水化物を3日間摂取してもらった。カーボローディング前後において、体組成評価及び常温環境下での運動負荷試験を行った。体組成の評価には生体電気インピーダンス法を用いた。運動負荷試験では、室温21℃の環境下で60%VO2max強度の持久性運動を40分間実施した。運動負荷試験中は、経時的に心拍数、温熱感覚、深部体温を測定した。深部体温の測定には直腸温を用いた。 本研究の結果、カーボローディング後では、カーボローディング前に比べ、体重及び体水分量の増加が認められた。カーボローディング前後において運動時の心拍数及び深部体温に顕著な変化はないものの、カーボローディング後では、カーボローディング前に比べ、温熱感覚がやや低下する傾向がみられた。 本研究の結果は、カーボローディングにより貯留される体水分は、常温環境下での運動時の深部体温調整に影響を及ぼさないものの、温熱感覚の改善に寄与する可能性を示すものである。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/k.shiose/research_projects/27793790
- 担当研究者
- 塩瀬 圭佑
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究機関
- 宮崎大学
- 研究機関(英)
- University of Miyazaki
- 年月From
- 2020年4月
- 年月To
- 2023年3月
- 配分額(総額)
- 4420000
- 配分額(直接経費)
- 3400000
- 配分額(間接経費)
- 1020000
- 資金種別
- 課題番号
- 20K11390
- KAKEN URL