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最終更新日:2024/04/16

花岡 裕吉

ハナオカ ユウキチ (Yukichi Hanaoka)
MISC
タイトル
視覚障害者が低周波鍼通電療法を行う際の課題の検討
タイトル(英)
参照URL
https://researchmap.jp/hana3/misc/31676391
著者
木村 和訓,宮地 裕久,花岡 裕吉,角田 朋之,佐藤 卓弥,和田 恒彦,宮本 俊和
著者(英)
担当区分
概要
【目的】理療教育課程において視覚障害者の低周波鍼通電療法(以下、鍼通電)の習熟度を向上させる教育を行うため、視覚障害者が鍼通電を実施する際の教育的課題を抽出することを目的とした。【方法】20名(視覚障害者14名、晴眼者6名、平均年齢34.5±7.1歳)を対象とし、鍼通電を実施させた。全体の施術時間、手順を14段階に細分化した区分別施術時間、被施術者の評価、施術者の評価により、教育的課題について検討を行った。【結果】全体の施術時間については、視覚障害者と晴眼者の間に有意差はみられなかった。しかし、「触察開始〜立管」、「刺入完了〜電極クリップの装着完了」においては、視覚障害者がより時間を要していた。また、被施術者及び施術者の評価では、視覚障害者と晴眼者の間に有意差はみられなかった。【考察と結語】全体の施術時間と被施術者の評価から、視覚障害者は晴眼者と同等の技術による施術を行うことが可能であることが明らかとなった。しかし、触察や電極クリップの装着では晴眼者より動作に時間を要していた。また、電極クリップの装着や通電器の出力ダイヤルの操作に関して特に困難さを感じている割合、電極クリップの装着及び触察から刺入までの動作に関して練習の必要性を感じている割合が晴眼者より高かった。以上のことから、理療教育課程ではそれらの動作の習熟に重点をおいた教育が重要であることが見いだされた。(著者抄録)
概要(英)
出版者・発行元
筑波大学理療科教員養成施設
出版者・発行元(英)
誌名
筑波大学理療科教員養成施設紀要
誌名(英)
3
1
開始ページ
5
終了ページ
13
出版年月
2018年3月
査読の有無
招待の有無
掲載種別
ISSN
2423-9453
DOI URL
共同研究・競争的資金等の研究課題