News


人材検索

人材検索について

ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

avatar

最終更新日:2024/04/11

山下 大地

ヤマシタ ダイチ (Daichi Yamashita)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
トップアスリートの跳躍パフォーマンス評価と個別性トレーニング方法の検証
タイトル(英)
研究概要
跳躍動作はスポーツにおいて非常に重要な動作であり、跳躍動作のメカニクスや跳躍高を高めるトレーニングについてはこれまで多くの研究がなされてきた。しかしながら高い跳躍能力の選手をさらに向上させることは難しく、そのためにはトレーニング科学、バイオメカニクス、運動学習の知見を総合し、選手個人の特性に合ったトレーニングを処方する必要がある。したがって当該年度ではまず、①高い跳躍高を可能にする跳躍動作のバイオメカニクス的特徴を明らかにすることを目的として実験を行った。 様々な競技のトップアスリート72名(男性49名、女性23名)を対象とし、腕振りなし、反動ありのカウンタームーブメントジャンプを行った。身体の右側10か所にLEDマーカーを貼付し、側方に設置したハイスピードカメラ(120fps)およびフォースプレート(1200Hz)より地面反力および各LEDの座標を取得した。 男性・女性共に同様の結果が得られた。跳躍高とピークパワーおよびボトム局面(反動による身体重心最下点)のフォースに正の相関がみられた。一方でピークパワーとボトム局面のフォースとの間には相関がみられなかった。またボトム局面のフォースは同局面の股関節・膝関節・足関節トルクと正の相関を示した。 上記の結果より、ピークパワーとボトム時の地面反力は独立で跳躍高に貢献していることが示唆され、ピークパワーを高めるトレーニングと、ボトム局面の下肢関節のトルク発揮を高めるトレーニングにより跳躍高を高めることができることが示唆された。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/daichiyamashita/research_projects/31628420
担当研究者
山下 大地
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
制度名
科学研究費助成事業 若手研究
制度名(英)
研究種目
若手研究
研究種目(英)
研究機関
独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
研究機関(英)
年月From
2019年4月1日
年月To
2022年3月31日
配分額(総額)
3380000
配分額(直接経費)
2600000
配分額(間接経費)
780000
資金種別
課題番号
19K20003
KAKEN URL