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ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2024/04/09

星川 雅子

ホシカワ マサコ (Masako Hoshikawa)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
アスリートのパフォーマンスを向上させる睡眠についての研究
タイトル(英)
研究概要
本研究は①アスリートの睡眠衛生改善のための研究と②アスリートが実施しやすい時差調整法に関する研究の2つの研究から構成される。 ①アスリートの睡眠衛生改善のための研究の目的は、アスリートの睡眠の問題について、その改善に効果的と思われる睡眠衛生項目を提案し、その効果を検証することであった。 まず最初にピッツバーグ睡眠質問票による睡眠評価、ミュンヘンクロノタイプ質問紙によるクロノタイプ評価、練習・トレーニングスケジュールの調査を行った。ミュンヘンクロノタイプ質問紙で調べた睡眠の中央時刻が5より遅く、午前9時30分より前に練習・トレーニングを開始するアスリートを対象に、起床直後に20分~30分の高照度光照射と睡眠直前の電子機器利用制限を提案し、実施させた。2週間の介入期間中の睡眠はアクチグラフで、起床時の主観的な睡眠の質・疲労感は10段階のリッカート尺度で評価させた。 そして、2週間の介入期間前後にエプワース眠気尺度、POMS(疲労・活力)の調査、パフォーマンステスト(精神動態覚醒水準課題、握力、垂直跳び、スクワットジャンプ、リバウンドジャンプ、特定の強度での自転車エルゴメーター運動)を行った。また、実施中の睡眠感について、ヒアリングをおこなった。2週間の介入によって、エプワース眠気尺度、POMSの活力指標、精神動態覚醒水準テストの結果に有意な改善が認められた。ヒアリングでは、「午前中の練習・トレーニングにとりくみやすくなった」「夜中に目が覚める日数が減った」などの声がきかれた。 現在、上記実験に参加したアスリートは20名である。 時差調整の研究は、使用するメガネ型光照射機器に関して調査を行った。次年度から実験を開始する。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/hoshikawa-JISS/research_projects/30122034
担当研究者
星川 雅子
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
制度名
科学研究費助成事業 若手研究
制度名(英)
研究種目
若手研究
研究種目(英)
研究機関
独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
研究機関(英)
年月From
2018年4月1日
年月To
2021年3月31日
配分額(総額)
4160000
配分額(直接経費)
3200000
配分額(間接経費)
960000
資金種別
課題番号
18K17814
KAKEN URL