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最終更新日:2024/03/04

鈴木 康弘

スズキ ヤスヒロ (Yasuhiro Suzuki)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
持久系競技者に有効な低酸素スプリントトレーニング法の開発
タイトル(英)
研究概要
男子大学生陸上競技長距離選手14名を対象に、所属チームの練習を行うコントロール群6名(年齢:20 ± 1歳、身長:169.5 ± 5.2 cm、体重:57.0 ± 5.1 kg)とスプリントトレーニングを行うトレーニング群8名(年齢:20 ± 1歳、身長:171.2 ± 5.7 cm、体重:57.6 ± 4.6 kg)に分けた。対象者は週に2回6週間のスプリントトレーニングを行い、トレーニング前後に漸増負荷テスト (最大下酸素摂取量および最大酸素摂取量)、100 m・400 m走タイムの計測、3,000 mタイムトライアルを実施した。コントロール群は、週2日の高強度トレーニングの内容を中距離から長距離走とした。例えば、20km走、3000m走、2000m走 × 5本、1500m走 × 3本、1000m走 × 5本、400m走 × 12本などであり、これらのいずれかを高強度のトレーニング日に実施した。一方、トレーニング群は、高強度トレーニングの内容をこちらが提供するスプリントトレーニングとした。スプリントトレーニングは、50mと200mの全力疾走の2種目から構成され、1日で両種目を実施した。50m走は、5本を1セットとし、1本ごとに30秒間の休息を設けた。セット間の休息は5分間とした。介入1〜2週目は3セット、3〜4週目は4セット、5〜6週目は5セット実施した。200m走は、5本を1セットとし、1本ごとに約30秒間の休息を設けた。 その結果、長距離選手に対する6週間のスプリントトレーニングは、長距離走パフォーマンスを改善しないが、競技レベルが低い選手ほどスプリントトレーニングの効果が現れる可能性が示された。本研究の被験者の自己記録と照らし合わせて考えると、5,000mの14分台前半を目指す選手には本研究で実施したスプリントトレーニングが有効である可能性がある。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/suzukiyasuhiro/research_projects/27793439
担当研究者
鈴木 康弘
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
制度名
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
制度名(英)
研究種目
基盤研究(C)
研究種目(英)
研究機関
独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
研究機関(英)
年月From
2020年4月
年月To
2024年3月
配分額(総額)
4420000
配分額(直接経費)
3400000
配分額(間接経費)
1020000
資金種別
課題番号
20K11436
KAKEN URL