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最終更新日:2026/06/15

土屋 裕睦

ツチヤ ヒロノブ (Hironobu Tsuchiya)
論文
タイトル
競技場面における防衛的悲観主義の特徴—不安関連要素からの検討
タイトル(英)
参照URL
https://researchmap.jp/hrnb526/published_papers/54017211
著者
菅生 貴之,川村 亮太,土屋 裕睦
著者(英)
担当区分
概要
競技場面において不安を動機として活用することで失敗のリスクに備え、高いパフォーマンスを発揮することが想定される防衛的悲観主義(Norem & Conter, 1986)が注目されている。一方で、防衛的悲観主義者が高い不安を持ちながらも高いパフォーマンスを発揮すると想定される一連のメカニズムについては不明瞭な点が多い。本研究では従来の研究において防衛的悲観主義と比較検討がされなかった真の悲観主義に着目し、競技特性不安、完全主義、不確実不耐性、練習の質の観点から防衛的悲観主義の特徴について検討することを目的とした。調査対象者はスポーツ競技経験のある大学生男女143名(平均年齢19.48±1.36歳)であった。認知的方略群を独立変数、競技特性不安、完全主義、不確実不耐性を従属変数として一要因分散分析を行った。また、方略ごとの変数間の関係を検討するためにSpearmanの相関分析を行った。その結果、競技特性不安、完全主義の完全主性追求・ミスへのとらわれ、不確実不耐性は悲観主義が楽観主義より有意に高く、自己調整学習の自己効力感は防衛的悲観主義が真の悲観主義より有意に高かった。また、真の悲観主義では競技特性不安と完全主義のミスへのとらわれ、不確実不耐性の不確実に対する活動の抑制において有意な相関が認められたが、防衛的悲観主義では認められなかった。本研究では、防衛的悲観主義は真の悲観主義と同様に高い競技特性不安、完全主義、不確実不耐性を有していることが明らかとなった。また、真の悲観主義で相関が認められ、防衛的悲観主義では認められなかった項目が複数確認されたため、防衛的悲観主義と真の悲観主義は区別されるものであることが示された。今後はパフォーマンスに寄与するポジティブな要素を含めた検討が必要だと考えられる。
概要(英)
出版者・発行元
一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
出版者・発行元(英)
誌名
日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
誌名(英)
74
開始ページ
280
終了ページ
出版年月
2024年
査読の有無
招待の有無
掲載種別
ISSN
DOI URL
https://doi.org/10.20693/jspehssconf.74.0_280
共同研究・競争的資金等の研究課題