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人材検索について

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最終更新日:2025/02/18

中嶋 耕平

ナカジマ コウヘイ (kohei nakajima)
MISC
タイトル
蛍光尿管カテーテルとOverlay蛍光イメージングを併用した全腹腔鏡下子宮摘出術の1例
タイトル(英)
参照URL
https://researchmap.jp/kohei.nakajima/misc/49125940
著者
山本 康嗣,東 幸弘,中嶋 真大,松本 芽生,大川 雅世,曳野 耕平,飯田 祐基,長田 広樹,和田 郁美,澤田 真由美,周防 加奈,谷口 文紀
著者(英)
担当区分
概要
全腹腔鏡下子宮摘出術(Total laparoscopic hysterectomy:TLH)は,開腹手術と比べ尿管損傷のリスクが高いことに留意しなければならない。尿管損傷を回避する手段として尿管カテーテル留置の有用性が示唆されているが,癒着などで視野の制限がある状況では十分な効果を得られない。蛍光尿管カテーテルは,近赤外線カメラの観察下でカテーテル自体が発光するため,従来の方法よりも尿管同定が容易となる。さらに,Overlay蛍光イメージング(Overlay機能)を併用することで,フルカラー画像上に蛍光発色した尿管を確認することが可能となる。高難度TLH症例において,蛍光尿管カテーテルとOverlay機能の併用が有用であった経験を報告する。症例は,45歳女性,過多月経を主訴とし,最大で長径約8cmの多発する子宮筋腫を認め,手術療法を希望した。CTウログラフィーで,左重複尿管がみられた。腹膜炎の既往による腹腔内の癒着が予想されたため,術中に蛍光尿管カテーテルを留置しTLHを行う方針とした。腹腔内には広範囲の癒着がみられたが,Overlay機能を用いた観察により,蛍光発色した尿管を常にフルカラー画像上で認識しながら安全にTLHを完遂することができた。尿管損傷が懸念される高難度の腹腔鏡下手術において,蛍光尿管カテーテルとOverlay機能の併用は有用な手段であった。(著者抄録)
概要(英)
出版者・発行元
中国四国産科婦人科学会
出版者・発行元(英)
誌名
現代産婦人科
誌名(英)
72
1
開始ページ
73
終了ページ
76
出版年月
2023年12月
査読の有無
招待の有無
掲載種別
ISSN
1882-482X
DOI URL
共同研究・競争的資金等の研究課題