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人材検索について
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最終更新日:2024/12/18
星川 雅子
ホシカワ マサコ
(Masako Hoshikawa)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- アスリートのパフォーマンスを向上させる睡眠についての研究
- タイトル(英)
- 研究概要
- 本研究は①アスリートの睡眠衛生改善のための研究と②アスリートが実施しやすい時差調整法に関する研究の2つの研究から構成される。 ①アスリートの睡眠衛生改善のための研究の目的は、アスリートの睡眠の問題について、その改善に効果的と思われる睡眠衛生項目を提案し、その効果を検証することであった。 まず最初にピッツバーグ睡眠質問票による睡眠評価、ミュンヘンクロノタイプ質問紙によるクロノタイプ評価、練習・トレーニングスケジュールの調査を行った。ミュンヘンクロノタイプ質問紙で調べた睡眠の中央時刻が5より遅く、午前9時30分より前に練習・トレーニングを開始するアスリートを対象に、起床直後に20分~30分の高照度光照射と睡眠直前の電子機器利用制限を提案し、実施させた。2週間の介入期間中の睡眠はアクチグラフで、起床時の主観的な睡眠の質・疲労感は10段階のリッカート尺度で評価させた。 そして、2週間の介入期間前後にエプワース眠気尺度、POMS(疲労・活力)の調査、パフォーマンステスト(精神動態覚醒水準課題、握力、垂直跳び、スクワットジャンプ、リバウンドジャンプ、特定の強度での自転車エルゴメーター運動)を行った。また、実施中の睡眠感について、ヒアリングをおこなった。2週間の介入によって、エプワース眠気尺度、POMSの活力指標、精神動態覚醒水準テストの結果に有意な改善が認められた。ヒアリングでは、「午前中の練習・トレーニングにとりくみやすくなった」「夜中に目が覚める日数が減った」などの声がきかれた。 現在、上記実験に参加したアスリートは20名である。 時差調整の研究は、使用するメガネ型光照射機器に関して調査を行った。次年度から実験を開始する。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/hoshikawa-JISS/research_projects/30122034
- 担当研究者
- 星川 雅子
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 若手研究
- 制度名(英)
- 研究種目
- 若手研究
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2018年4月1日
- 年月To
- 2021年3月31日
- 配分額(総額)
- 4160000
- 配分額(直接経費)
- 3200000
- 配分額(間接経費)
- 960000
- 資金種別
- 課題番号
- 18K17814
- KAKEN URL