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人材検索について

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最終更新日:2024/12/07

斎藤 辰哉

サイトウ タツヤ (Tatsuya Saito)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
タンデム自転車エルゴメータを用いた受動動作による末梢及び中枢血流応答
タイトル(英)
研究概要
[研究の目的] タンデム自転車エルゴメータを用いれば、例えば前乗り被験者が能動ペダリングを担当すれば、後ろ乗り被験者は、受動動作のペダリングが可能となる。この方法を用いることにより受動的動作での筋血流量増大、筋温上昇、心拍数や酸素摂取量の増大を確認できる。受動的動作での末梢の活性化が脳血流の促進に寄与するのであれば、受動的な動作においても中枢の活性化が生じるという学術的な「問い」に答えることができると考えた。本研究の目的は、受動的なペダリング運動時の筋血流量と脳血流量の関係性の解明にある。 [研究実施計画] 本研究は、筋血流量と脳血流量を定量し、心拍数・酸素摂取量との関連性を明らかにする計画を立てている。 [研究の成果の具体的な内容] 2019年度の成果を2020ECSS(ヨーロッパスポーツ科学会議)に発表した。2020年度は、筋血流量増大と前頭前野酸化ヘモグロビン濃度変化の関連性を明らかにする実験計画を立てていたがコロナ禍の影響により、計画が遅延している。前乗りの負担度が高い要因は、前乗りと後ろ乗りという構造上の要因も大きいという予測から、2021年度に室内用のサイクルトレーナーを考案し、この予測の解明に取り組んでいる。 [研究の成果の意義・重要性] 本研究の成果は、脳血流の促進に能動運動が寄与するという定説に加え、受動的動作においての脳血流の促進に寄与する重要なエビデンスを捉えている。脳卒中などで一時的に随意運動が制限された状況にあっても受動的動作を積極的に取り入れることで中枢神経を活性化させる可能性を示唆する意義を持つと考えられる。サイクルトレーナーから得られる情報により前乗りと後ろ乗りのどちらが受動的動作での効果が大きいのかを確認できる。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/t_s/research_projects/31727618
担当研究者
小野寺 昇,片山 敬章,荻田 太,彦坂 和雄,斎藤 辰哉,細川 貴之,和田 拓真
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
制度名
科学研究費助成事業
制度名(英)
研究種目
基盤研究(C)
研究種目(英)
研究機関
川崎医療福祉大学
研究機関(英)
年月From
2018年4月
年月To
2023年3月
配分額(総額)
4420000
配分額(直接経費)
3400000
配分額(間接経費)
1020000
資金種別
課題番号
18K10950
KAKEN URL