News


人材検索について

ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2024/11/29

小島 千尋

コジマ チヒロ (Chihiro Kojima)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
筋グリコーゲン量の急速な減少・回復の繰り返しを強調した持久性トレーニングの効果
タイトル(英)
研究概要
本研究はenergy availability(EA)と呼ばれる十分な食事量を摂取できているか否かの指標を使用し、筋グリコーゲン量の増減を活用した新規のトレーニングプログラムを開発することを目的としている。本研究で目指すトレーニングはEAが十分である期間と不十分である期間を繰り返すことで筋グリコーゲン量の増減を数回繰り返し、さらなる筋グリコーゲン量の増加を図ろうとするものである。LEA期間における知見は先行研究において明らかにしているため、本研究ではトレーニングプログラムを開発するにあたり、十分な食事量を摂取するNEA期における最適な運動プロトコルを検証する。この際にはNEA期において実施する軽運動の強度、回数、実施タイミング(食前、食後)に着目をしている。 本研究においては筋グリコーゲン量を主要な知見としており、その測定には3テスラの超電導MR装置を使用した炭素磁気共鳴分光法(13C-MRS)を用いる。そこで1年目(2019年度)は13C-MRSを用いた筋グリコーゲン量の定量手技の獲得を行った。様々な運動やトレーニングに伴う筋グリコーゲン量の変化を13C-MRSを用い測定した。先述した通り、本研究は筋グリコーゲンの変化が主要な知見となり、手技の獲得は本研究を進める上で重要である。 また、2年目(2020年度)に実施する計画である最適な軽運動の検討において、詳細な実験プロトコルを決定するために予備実験を実施した。本研究では軽運動を実施し、血流を促すことで食事から摂取した糖を骨格筋に効率的に取り込み、筋グリコーゲン量のさらなる増加を図ることが可能となることを仮設として設けている。その際の運動強度や運動時間などは2年目に実施する実験において重要であり、1年目に実施した予備実験は2年目の活動において意義のあるものである。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/c-kojima1027/research_projects/31760699
担当研究者
小島 千尋
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
制度名
科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
制度名(英)
研究種目
研究活動スタート支援
研究種目(英)
研究機関
独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
研究機関(英)
年月From
2019年8月30日
年月To
2021年3月31日
配分額(総額)
2860000
配分額(直接経費)
2200000
配分額(間接経費)
660000
資金種別
課題番号
19K24303
KAKEN URL