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最終更新日:2024/11/18
中村 真理子
ナカムラ マリコ
(Mariko Nakamura)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 女性アスリートの暑熱対策
- タイトル(英)
- 研究概要
- 暑熱環境下での持久性運動においては、過度な深部体温の上昇が制限因子となり持久性パフォーマンスが低下することが示唆されている。過度な深部体温上昇を抑制するためには、あらかじめ深部体温を下げておくプレクーリングといった身体冷却の実施が重要となる。先行研究において、正常月経周期を有する女性が暑熱環境下で運動した際、卵胞期に比べ黄体期において疲労困憊までの運動時間が短縮されたほか、自覚的運動強度等も高くなることが報告されている。これは黄体期における安静時の深部体温が卵胞期より高いことや、月経周期によって温度感受性が変化することがその要因として挙げられている。したがって、女性アスリートが暑熱環境下において効果的に持久性パフォーマンスを発揮するには、月経周期の時期に応じた身体冷却の実施が必要であると考えられる。 本研究では、正常月経周期を有するアスリートを対象に、暑熱環境下における持久性運動前のプレクーリングが生理学的指標や運動パフォーマンスに及ぼす影響を明らかにし、月経周期の時期を考慮した効果的な身体冷却法について検証することを目的とした。 本年度は、正常月経周期を有する健常女性を対象とし、環境温30 °C、相対湿度70 %の条件において深部体温や皮膚温の測定方法の検証を行い、アイススラリーやコントロール水の摂取量、他の冷却法との組み合わせ、摂取タイミングなどについて検証し、それぞれの深部体温の応答性について確認した。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/read0078635/research_projects/30842198
- 担当研究者
- 中村 真理子
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 制度名(英)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2018年4月1日
- 年月To
- 2021年3月31日
- 配分額(総額)
- 2080000
- 配分額(直接経費)
- 1600000
- 配分額(間接経費)
- 480000
- 資金種別
- 課題番号
- 18K10919
- KAKEN URL