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人材検索について
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最終更新日:2024/11/12
斎藤 辰哉
サイトウ タツヤ
(Tatsuya Saito)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- メンタルヘルス改善を目的とした運動介入によるロコモティブシンドローム予防の検討
- タイトル(英)
- 研究概要
- 我々はロコモティブシンドローム発症の背景にメンタルヘルスの悪化が関連しているとの仮説を立てた。現在までに健康診断受診者である、壮年者・中年者において身体の痛み、生活習慣、健康診断結果の関連性に関する調査を行った。壮年者において、立ち仕事時間の長さが身体の痛みに関連していること、年齢が若い者において痛みの頻度が高いことが明らかとなった。中年者においては年齢が高くなるほど痛みを抱えるものが多く、睡眠で十分に休養が取れていないと感じている者において痛みを感じる頻度が高いことが明らかとなった。また、壮年者・中年者のいずれにおいても腰痛と精神的健康状態との間に有意な相関関係が認められた。これらの知見は今後実施予定の介入研究において、介入内容を検討するために大変有用な知見が得られたと考えられる。 また我々はロコモティブシンドローム予防のために使用する運動プログラムを作成した。バランスボール上で弾みながら四肢を動かす有酸素運動、および椅子座位状態で四肢を動かす有酸素運動を作成した。歩行運動とバランスボール及び椅子を用いて行う運動プログラムの呼吸循環応答を測定し、中等度の歩行運動と同等の呼吸循環応答であることを確認した。また、バランスボールを使用した有酸素運動について、若年者と中高齢者を対象として呼吸循環応答の比較を行った。中高齢者において相対的に運動強度が高まるが、健康づくりのための運動として許容される範囲であり、当該運動が中高齢者においても有効な手段であることが明らかとなった。バランスボールや椅子を使用した運動は室内や自宅においても実施可能である。また座位状態で運動するため、下肢に痛みを抱える対象者においても運動実践が可能であり、椅子座位状態での運動は転倒のリスクが低い。これらのことから椅子やバランスボールを使用した運動はロコモティブシンドローム予防において有用であると考えられる。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/t_s/research_projects/31727617
- 担当研究者
- 脇本 敏裕,高尾 俊弘,藤本 壮八,門利 知美,山中 義之,斎藤 辰哉
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 制度名(英)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 川崎医療福祉大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2018年4月1日
- 年月To
- 2022年3月31日
- 配分額(総額)
- 3770000
- 配分額(直接経費)
- 2900000
- 配分額(間接経費)
- 870000
- 資金種別
- 課題番号
- 18K10982
- KAKEN URL