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人材検索について
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最終更新日:2024/11/09
鈴木 康弘
スズキ ヤスヒロ
(Yasuhiro Suzuki)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 持久系競技者に有効な低酸素スプリントトレーニング法の開発
- タイトル(英)
- 研究概要
- 男子大学生陸上競技長距離選手14名を対象に、所属チームの練習を行うコントロール群6名(年齢:20 ± 1歳、身長:169.5 ± 5.2 cm、体重:57.0 ± 5.1 kg)とスプリントトレーニングを行うトレーニング群8名(年齢:20 ± 1歳、身長:171.2 ± 5.7 cm、体重:57.6 ± 4.6 kg)に分けた。対象者は週に2回6週間のスプリントトレーニングを行い、トレーニング前後に漸増負荷テスト (最大下酸素摂取量および最大酸素摂取量)、100 m・400 m走タイムの計測、3,000 mタイムトライアルを実施した。コントロール群は、週2日の高強度トレーニングの内容を中距離から長距離走とした。例えば、20km走、3000m走、2000m走 × 5本、1500m走 × 3本、1000m走 × 5本、400m走 × 12本などであり、これらのいずれかを高強度のトレーニング日に実施した。一方、トレーニング群は、高強度トレーニングの内容をこちらが提供するスプリントトレーニングとした。スプリントトレーニングは、50mと200mの全力疾走の2種目から構成され、1日で両種目を実施した。50m走は、5本を1セットとし、1本ごとに30秒間の休息を設けた。セット間の休息は5分間とした。介入1〜2週目は3セット、3〜4週目は4セット、5〜6週目は5セット実施した。200m走は、5本を1セットとし、1本ごとに約30秒間の休息を設けた。 その結果、長距離選手に対する6週間のスプリントトレーニングは、長距離走パフォーマンスを改善しないが、競技レベルが低い選手ほどスプリントトレーニングの効果が現れる可能性が示された。本研究の被験者の自己記録と照らし合わせて考えると、5,000mの14分台前半を目指す選手には本研究で実施したスプリントトレーニングが有効である可能性がある。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/suzukiyasuhiro/research_projects/27793439
- 担当研究者
- 鈴木 康弘
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 制度名(英)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2020年4月
- 年月To
- 2024年3月
- 配分額(総額)
- 4420000
- 配分額(直接経費)
- 3400000
- 配分額(間接経費)
- 1020000
- 資金種別
- 課題番号
- 20K11436
- KAKEN URL