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人材検索について
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最終更新日:2024/10/08
立谷 泰久
タチヤ ヤスヒサ
(YASUHISA TACHIYA)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- トップアスリートの心理的能力を向上する新たなメンタルトレーニングプログラムの開発
- タイトル(英)
- 研究概要
- トップアスリートのメンタルトレーニングプログラムを開発するため、トップアスリートを指導する指導者2名(以下AとB)に、「トップアスリートに必要な心理的要素とは」という内容のインタビュー調査を実施した。2名の指導者には、トップアスリートになるために必要な心理的要素を測定するJISS競技心理検査(①自己コントロール、②集中力、③イメージ、④自信、⑤一貫性、⑥自己分析力、⑦客観性、⑧目標設定、⑨モチベーション、⑩生活管理の10因子を測定する検査)について事前に説明し、「その因子の中で重要なものは何か」ということについて伺った。 Aは、現在ナショナルチームのコーチであり、海外にコーチ留学した経験を持っている。Aが選んだのは、②集中力、③イメージ、⑤一貫性、⑥自己分析力、⑦客観性、⑧目標設定、⑨モチベーション、⑩生活管理であった。Bは、現在ナショナルチームのアナリスト及びジュニアのトップのカテゴリーでは指導者として活動された方である。Bが選んだのは、①自己コントロール、④自信、⑤一貫性、⑥自己分析力、⑧目標設定、⑨モチベーション、⑩生活管理であった。二人の指導者に共通する因子は、⑤一貫性、⑥自己分析力、⑧目標設定、⑨モチベーション、⑩生活管理であった。この5つはどれも重要なものであるが、特に印象的と感じたのは、⑤一貫性、⑧目標設定、⑨モチベーションであった。言い換えると、「自分というものを持ち・貫き、高い目標を掲げ、その目標を達成するためのモチベーションを維持し、生活すべてを競技に捧げ続ける」と言え、この重要性は、私自身のトップアスリートのサポート経験からも通じるものであると実感している。 今回は2名の指導者のインタビューであったが、非常に有益であった。今後も、指導者及びトップアスリートにインタビュー調査を行い、本研究の目的を達成する活動を行っていく予定である。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/tachiyay/research_projects/45264136
- 担当研究者
- 立谷 泰久,平木 貴子,宇土 昌志,村上 貴聡,荒井 弘和
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2021年4月1日
- 年月To
- 2024年3月31日
- 配分額(総額)
- 4160000
- 配分額(直接経費)
- 3200000
- 配分額(間接経費)
- 960000
- 資金種別
- 課題番号
- 21K11438
- KAKEN URL