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人材検索について
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最終更新日:2024/09/27
石橋 彩
イシバシ アヤ
(Aya Ishibashi)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 競技者に対する貧血・鉄欠乏予防のための栄養戦略-ケトン食に着目して-
- タイトル(英)
- 研究概要
- 本研究の目的は、競技者に対する貧血・鉄欠乏予防のための栄養戦略を立案することである。この目的を達成するための栄養素として中鎖脂肪酸に着目している。近年、アスリートの中では、中程度の脂肪食を日常的な食事として取り入れているものがいる。しかしながら、食事の脂肪酸組成に関しては検討されておらず、鉄代謝に及ぼす影響も不明である。鉄代謝に対して、中鎖脂肪酸の有効性が確認できれば、本研究の終着点である、競技者に対する貧血・鉄欠乏予防のための栄養戦略を構築することが期待できる。本年度の計画として、当初はヒトを対象とした研究室ベースの実験を計画していたが、コロナウイルスの感染予防対策として当該年度は実施せず、次年度に実施するよう変更した。 【研究成果1】エネルギーバランスの違いが鉄代謝に及ぼす影響とメカニズムの検証(動物実験) 雄性ラットを用いて、3日間連続の栄養・運動介入を実施した。その際、エネルギー消費量と同等のエネルギーを摂取するNEA条件、エネルギー摂取量がエネルギー消費量を下回るLEA条件、加えてそれぞれの条件での3日間連続で水泳運動を実施した2条件(LEA-EX条件、NEA-EX条件)を設けた。実験は終了しており、2021年度に解析作業を予定している。解析が終了次第、論文の執筆を進めていく。 【研究成果2】習慣的な中鎖脂肪酸摂取が実業団ラグビー選手に及ぼす影響の検討 国内トップリーグに所属する実業団男子ラグビー選手20名を対象とした。期間はシーズン前からシーズン中の5か月間とし、中鎖脂肪酸(オイルタイプまたはゼリータイプ)を摂取することとした。期間中、2回にわたり評価を実施した。便通が良好になったという回答が8割以上を占めた。生体内において、鉄は腸から吸収されることから、腸内環境の改善は、貧血の予防にも貢献する可能性がある。本研究の結果を踏まえて、2021年度のヒト実験を実施していく。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/aya_1484/research_projects/39596984
- 担当研究者
- 塚本 彩
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
- 制度名(英)
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 東京大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2020年4月24日
- 年月To
- 2023年3月31日
- 配分額(総額)
- 5200000
- 配分額(直接経費)
- 4000000
- 配分額(間接経費)
- 1200000
- 資金種別
- 課題番号
- 20J01428
- KAKEN URL