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人材検索について
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最終更新日:2024/09/27
石橋 彩
イシバシ アヤ
(Aya Ishibashi)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- アスリートにおける運動誘発性鉄欠乏の要因の検討ーエネルギーバランスに着目してー
- タイトル(英)
- 研究概要
- 競技者特有の高強度・長時間の運動・トレーニングはヘプシジン(鉄の吸収を阻害するホルモン)の分泌を亢進させ、鉄欠乏を誘発するという新たな視座からの研究が注目されている。申請者は、アスリートの低エネルギー状態が運動誘発性のヘプシジンの亢進に及ぼす影響について着目している(Ishibashi et al. 2020)。アスリートでは、Female Athlete Triad(FAT)と呼ばれる減量などを目的とした不適切な食事制限による「low energy availability(LEA; 利用可能なエネルギー量の低下した状態)」が、月経異常や疲労骨折などを誘発する原因として考えられているが、LEAのアスリートでは貧血も多くみられる。LEAでのトレーニングは、利用可能なエネルギー量が通常状態と比較して日中のヘプシジンの分泌を慢性的に亢進させる可能性が高いと考えられるが、鉄の吸収率をどの程度低下させ、鉄欠乏に影響しているかは明らかになっていない。ここでは、低エネルギー状態での運動がヘプシジンの影響により鉄の吸収率を低下させ、鉄欠乏を生じさせるのではないかと仮説を設けた。 今年度は、鉄の吸収率の評価方法に着手した。次年度以降、まずは運動に伴うヘプシジンの分泌が鉄の吸収率に及ぼす影響を検討する。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/aya_1484/research_projects/39596978
- 担当研究者
- 石橋 彩
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 若手研究
- 制度名(英)
- 研究種目
- 若手研究
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 東京大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2021年4月1日
- 年月To
- 2025年3月31日
- 配分額(総額)
- 4550000
- 配分額(直接経費)
- 3500000
- 配分額(間接経費)
- 1050000
- 資金種別
- 課題番号
- 21K17584
- KAKEN URL