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最終更新日:2024/09/26
花岡 裕吉
ハナオカ ユウキチ
(Yukichi Hanaoka)
論文
- タイトル
- 刺激唾液および無刺激唾液の浸透圧と血清浸透圧との関係
- タイトル(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/hana3/published_papers/47954096
- 著者
- 稲井 勇仁,孫 子曰,小関 恭子,及川 哲志,花岡 裕吉,枝 伸彦,赤間 高雄
- 著者(英)
- 担当区分
- 概要
- 安静時における刺激唾液、無刺激唾液中の脱水指標と脱水指標として確立された血液中指標(血清浸透圧)の関連性について検討した。健康な成人男性28名(平均22.8±1.5歳)を対象とした。測定は、刺激唾液採取を実施する日(刺激唾液群)と無刺激唾液採取を実施する日(無刺激唾液群)に分け、クロスオーバー試験にて2日間実施した。唾液採取では、体組成測定終了から30分間の座位安静後、まず口腔内を洗浄するために水で30秒間ゆすぐことを3回繰り返し行った。5分間座位安静後、刺激唾液もしくは無刺激唾液を採取した。刺激唾液群と無刺激唾液群における唾液浸透圧はそれぞれ94.3±23.7mOSm/kg・H2O、65.4±18.1mOsm/kg・H2Oであり、2群間に有意な差が認められた。刺激唾液群における血清浸透圧は282.3±2.9mOsm/kg・H2O、無刺激唾液群における血清浸透圧は282.4±3.7mOsm/kg・H2Oであった。刺激唾液群および無刺激唾液群ともに血清浸透圧と唾液浸透圧において相関は認められなかった。また、刺激唾液群における唾液分泌速度は1.00±0.37ml/min、無刺激唾液群においては0.53±0.39ml/minであり、有意な差が認められた。安静時における唾液浸透圧は血清浸透圧を反映しないことが示唆され、本唾液採取方法を用いた唾液浸透圧は安静時の脱水の程度を把握できないことが示された。
- 概要(英)
- 出版者・発行元
- 日本運動生理学会
- 出版者・発行元(英)
- 誌名
- 日本運動生理学雑誌
- 誌名(英)
- 巻
- 28
- 号
- 2
- 開始ページ
- 37
- 終了ページ
- 42
- 出版年月
- 2021年10月
- 査読の有無
- 招待の有無
- 掲載種別
- ISSN
- 1340-3036
- DOI URL
- 共同研究・競争的資金等の研究課題