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最終更新日:2024/09/16
飯塚 哲司
イイヅカ サトシ
(Satoshi Iizuka)
論文
- タイトル
- 8歳から18歳の野球選手における上腕骨幅の発育変化 DXA法を用いて
- タイトル(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/satoshi-iizuka/published_papers/47248423
- 著者
- 筒井 俊春,初雁 晶子,飯塚 哲司,坂槙 航,本間 勇伎,前道 俊宏,鳥居 俊
- 著者(英)
- 担当区分
- 概要
- 本研究は小学生から高校生までの野球選手を対象に、上腕骨幅の発育変化を明らかにすることを目的に実施された。8歳から18歳までの野球選手124名を対象に、DXA装置を用いた全身スキャンを行った。そして画像解析ソフトを用いて上腕骨の中央部、遠位25%、近位25%における上腕骨幅を、投球側および非投球側それぞれで算出した。そして上腕骨幅の発育変化を明らかにするため、上腕骨中央部、遠位25%、近位25%の骨幅と暦年齢との関係を平滑化スプラインでフィッティングさせた。また、上腕骨中央部の骨幅と骨長との関連を単変量の回帰分析を実施し、共分散分析を用いて2群間の回帰の平行性を調べた。非投球側の近位25%における上腕骨幅と暦年齢との関係を除き、全ての関係において平滑化スプラインモデルが線形回帰モデルよりもあてはまりが良かった(p<0.05)。上腕骨幅の発育変化について、上腕骨中央部の骨幅は15歳から16歳頃に変化が横ばいになること、近位および遠位25%の骨幅は投球側が非投球側と比較して12歳以降に変化が急激になることが示された。上腕骨中央部の骨幅と上腕骨長との関係は投球側、非投球側ともに有意な関連が認められた(R2=0.474、p<0.001、R2=0.486、p<0.001)。投球側の上腕骨中央部の骨幅は非投球側と比較して有意に高値を示し、2群間に回帰の平行性が確認されことから、投球側の上腕骨中央部の骨幅は上腕骨長に依存せず非投球側より高値を示すことが明らかとなった。(著者抄録)
- 概要(英)
- 出版者・発行元
- 日本成長学会
- 出版者・発行元(英)
- 誌名
- 日本成長学会雑誌
- 誌名(英)
- 巻
- 29
- 号
- 2
- 開始ページ
- 45
- 終了ページ
- 51
- 出版年月
- 2023年11月
- 査読の有無
- 招待の有無
- 掲載種別
- ISSN
- 1880-022X
- DOI URL
- 共同研究・競争的資金等の研究課題