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最終更新日:2024/09/05
宮本 直和
ミヤモト ナオカズ
(Naokazu Miyamoto)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 脳機能亢進に資する骨格筋の「量」と「質」の向上方略策定に向けた挑戦
- タイトル(英)
- 研究概要
- 加齢に伴う筋量と筋機能の低下は、身体能力や生活の質の低下の誘因となり、代謝疾患や認知症発症を誘発する、超高齢社会における喫緊の課題である。 代表者は、加齢に伴う筋「量」と「質」の低下と認知機能低下の関連性に着目し、脳機能亢進を狙いとするには、骨格筋の「量」と「質」の向上戦略が有効と仮説を立てているが、その検証は皆無である。本研究は、代表者が明らかにしてきた脳神経活動の栄養源ならびに認知機能亢進作用を有する乳酸に加え、現行のin vitro研究で見出した骨格筋の「量」と「質」向上に効果的と期待される新規外的刺激(酸素濃度や各種機能性食品素材など)を、中高齢者対象にレジスタンス運動と併用することで、骨格筋機能のみならず脳機能の亢進をも引き起こす、健康科学が目指すアンチエイジングへの貢献を可能とする方略策定に挑戦することを目的とするものである。 本年度も、コロナ禍の影響もあり、想定していた実験を遂行することが困難であった。そこで、健常若年男性を対象に、一過性の有酸素運動と食品素材の認知機能(実行機能と短期記憶)に対する併用効果を検証した。食品素材の摂取により、認知機能が亢進した。当該知見は、現在国際誌に投稿中である。また、健常若年男性を対象に、一定期間の低強度レジスタンス運動と食品素材摂取の認知機能(実行機能と短期記憶)に対する併用効果を検証した。現在、結果の解析中である。 一方、加齢という変数が骨格筋の「量」と「質」に及ぼす影響について詳細に解析した。この成果は、国際誌に公表された。さらに、中高齢者に対する一定期間のレジスタンス運動が、骨格筋の「量」と「質」に及ぼす影響について詳細に解析した。この成果も、国際誌に公表された。さらに、同研究にて、脳機能に与える効果についても検証した(論文投稿準備中)。この成果は、研究会で発表した。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/read0094733/research_projects/45221814
- 担当研究者
- 橋本 健志,宮本 直和
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 立命館大学
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2020年7月30日
- 年月To
- 2023年3月31日
- 配分額(総額)
- 6240000
- 配分額(直接経費)
- 4800000
- 配分額(間接経費)
- 1440000
- 資金種別
- 課題番号
- 20K21774
- KAKEN URL