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人材検索について
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最終更新日:2024/08/28
中嶋 耕平
ナカジマ コウヘイ
(kohei nakajima)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 下肢スポーツ障害における骨盤アライメント(alignment)の影響と評価
- タイトル(英)
- 研究概要
- 本年度は昨年(健常若年者を対象)、一昨年(ダンス競技者を対象)の研究結果を踏まえ、各群の症例数の追加と新たな対照群として健常高齢者・および運動療法を受けた変形性膝関節症患者を対象として、従来と同様の計測・検討を行った。また、研究成果の英語論文作成、投稿作業を行った。【対象と方法】健常高齢者(HO群;平均年齢70.9歳)17名、運動療法指導を受けた変形性膝関節症患者(EOA群;平均年齢62.9歳)15名を対象として、通常歩行時、形状の異なる3種類の足底板装用歩行時時の下肢関節(膝・距骨下関節)におけるモーメント、および歩行動態を三次元動作解析装置(VICON)を用いて計測を行った。この計測によって得られたデータを一昨年度に行った一般健常若年者(HA群)のデータと併せて比較、検討した。【結果と考察】結果I:「通常歩行時における各群の膝関節内反モーメント」は、若年健常者(HA)群:健常高齢者群(HO群):運動療法施行後の変形性膝関節症患者(EOA群)の3群間で統計学的な有意差は見られなかった。結果II:「通常歩行時における各群の距骨下関節外反モーメント」でも統計学的な有意差は見られなかった。結果III:「各群における足底挿板装用による膝関節内反モーメントの変化」ではHA群のみ外側楔状型足底挿板(LW)、アーチサポート付き外側楔状足底挿板(LWAS)装用により有意な膝関節内反モーメントの有意な減少が見られた。HO群、EOA群も減少傾向は見られたが、統計学的な有意差は検出できなかった。結果IV:「各群における足底挿板装用による距骨下関節外反モーメントの変化」においてもHA群のみLW、LWAS装用により有意な距骨下関節外反モーメントの有意な増大が見られた。【結論】下肢の運動療法を施された膝関節症患者の膝関節内反モーメントは健常若年者、健常高齢者と同様な下肢関節荷重動態を示し、運動療法の効果によるものと推測される。但し、足底挿板の効果は健常若年者には有意であるが、高齢者や膝OA患者ではその効果が不十分な場合が有ると考えられる。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/kohei.nakajima/research_projects/45063535
- 担当研究者
- 中嶋 耕平,福井 尚志
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- 研究種目
- 萌芽研究
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2005年
- 年月To
- 2007年
- 配分額(総額)
- 3400000
- 配分額(直接経費)
- 3400000
- 配分額(間接経費)
- 資金種別
- 課題番号
- 17650196
- KAKEN URL