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人材検索について
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最終更新日:2024/08/20
門岡 晋
カドオカ ススム
(Susumu Kadooka)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 起床時コルチゾール/DHEA反応を指標にしたアスリートバーンアウトに関する研究
- タイトル(英)
- Research on athlete burnout based on awakening Cortisol / DHEA response
- 研究概要
- 本年度は、新型コロナウィルスの影響もあり新たなデータを取得することができなかった。代替えして、本研究に関連する文献の収集・整理、既存データの分析と論文執筆をおこなった。 これまでの研究で取得したデータについて分析を行った結果、本研究課題を遂行する上で有益となる知見を得ることができた。起床時コルチゾール反応(Cortisol Awakening Response: CAR)には、総分泌量を反映するthe Area Under the Curve with respect to Ground(AUCg)と、増加量を反映するthe Area Under the Curve with respect to Ground(AUCi)の2つ指標がある。質問紙評価で得たバーンアウト得点をもとに、高得点群と低得点群に分けた上でAUCg, AUCi(nmol/l)の比較を行った。その結果、AUCgのみ高得点群と低得点群で有意な差が認められ、高得点でより高いAUCgの値が認められた。このことから、総分泌量の指標となるAUCgはバーンアウト傾向を反映する指標となり得ることが示唆された。これらの成果は、現在国内誌に論文を投稿中である。 CARを指標にしたバーンアウト評価の検討は、効果量が不十分であること、また、交絡要因の影響などが課題となっている。本研究課題では起床時DHEA反応(DHEA Awakening Response: DAR)を新たに加えることを計画している。 今後は、CARとの比率を指標(CAR/DAR)にした検討を更に進めていきたい。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/7000011030/research_projects/44026933
- 担当研究者
- 門岡 晋
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research
- 研究種目
- 若手研究
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
- 研究機関
- 金沢星稜大学
- 研究機関(英)
- Kanazawa Seiryo University
- 年月From
- 2019年4月
- 年月To
- 2023年3月
- 配分額(総額)
- 4160000
- 配分額(直接経費)
- 3200000
- 配分額(間接経費)
- 960000
- 資金種別
- 課題番号
- 19K20022
- KAKEN URL