News
人材検索について
ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。
最終更新日:2024/08/18
松田 有司
(Matsuda Yuji)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 男女の身体的特徴の違いが平泳ぎキック動作に与える影響
- タイトル(英)
- 研究概要
- 男女では筋力、柔軟性、下肢構造など様々な身体的性差が存在する。それゆえ、平泳ぎキック動作の推進力の獲得方略が大きく異なる可能性があり、男女に適した技術指導やトレーニングが行われるべきであると考えられる。本研究は、競泳選手の男女の下肢に着目し、1)3次元動作、2)下肢筋活動パターン、3)下肢筋の発達程度、4)下肢柔軟性・構造の違いを男女間で比較、多角的、包括的に男女の下肢キック動作方略の違いを検討することを目的とする。 本年度、男子8名女子5名の競技レベルが高い泳者(日本代表レベルの選手を複数人含む)を対象に、実験を実施した。水泳中の3次元動作は水中モーションキャプチャーで、筋活動パターンは筋電図計を用いて計測を実施した。動きと筋電図は同期できるようなシステムを構築して計測を行った。3次元キネマティクスを算出可能な精度で測定が実施できていることを確認できている。プログラムを組んで下肢関節の3次元角度、角速度の算出ができることも確認済みである。被験者数・試技数が多いことより、特に位置データを算出することに時間を要しており、分析を進めている状況である。また、下肢柔軟性は理学療法士による下肢柔軟性の測定を行い、股関節の内外旋角度、足関節の底屈・背屈の可動域を計測した。下肢筋の発達程度はMRIを用いて大腿部、腰部の画像撮影を行い分析を行った。今後、成果は学会発表や学術論文として発表する予定である。しかしながら、被験者の人数が十分ではないため、次年度に特に女性の被験者数を増やして実験を行うことが必要になる。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/19810512/research_projects/32364430
- 担当研究者
- 松田 有司
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- 制度名
- 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
- 制度名(英)
- 研究種目
- 研究活動スタート支援
- 研究種目(英)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- 年月From
- 2019年8月30日
- 年月To
- 2021年3月31日
- 配分額(総額)
- 2860000
- 配分額(直接経費)
- 2200000
- 配分額(間接経費)
- 660000
- 資金種別
- 課題番号
- 19K24305
- KAKEN URL