News


人材検索について

ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2024/07/15

稲葉 優希

イナバ ユキ (Yuki INABA)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
動作解析と試合分析を組み合わせたバスケットボールのシュート成功率向上のための研究
タイトル(英)
研究概要
本研究は、バスケットボールの試合中に高いシュート成功率を有するシューター及びリリースパラメータの特徴と、シュートの成功につながるプレーの背景を明らかにすることで、バスケットボールの競技力向上に寄与することを目的としている。特に、近年テクノロジーの発展に伴い、現場でも多く導入され始めている選手やボールの位置情報や速度等の情報を取得するトラッキングシステムで得られる情報と、実験室環境下で得られる詳細情報とをあわせることによって、良いシュート動作の定義と、そのような動作の取得のためのトレーニング方法が明らかにできると考えて、両方の手法を活用することを予定している。平成30年度に大学のバスケットボールチームで試用したトラッキングシステムについて活用方法を検討してきたが、ボールの位置情報の取得において必要となる、内部にセンサを埋め込む技術的な課題を解決することができなかった。そこで、令和元年度は機械学習を用いて映像から選手とボールを識別してトラッキングする手法を調べて、試用した。現状、安定してトラッキングを進めるためには、マニュアルでの修正が必要となり、全自動で即時的にデータを算出することは困難であったが、一定のトラッキング情報は得ることができた。併せて、即時性に関する欠点を補うためのセンサシステムの利用についても検討した。令和2年度は、令和元年度に検討した前述のシステムを、実際の練習現場で試用することを予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、実際に練習現場での測定を実施することが困難であった。そのため、各選手の身体的特徴とプレーエリアが試合におけるシュートの成否に及ぼす影響について、シミュレーション手法を用いて検討した。令和3年度に状況が改善次第、実際のデータを測定し、シミュレーションの結果と合わせて課題を検討する予定である。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/yukiinaba/research_projects/36850983
担当研究者
稲葉 優希
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
制度名
科学研究費助成事業 若手研究
制度名(英)
研究種目
若手研究
研究種目(英)
研究機関
独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
研究機関(英)
年月From
2018年4月1日
年月To
2022年3月31日
配分額(総額)
4160000
配分額(直接経費)
3200000
配分額(間接経費)
960000
資金種別
課題番号
18K17848
KAKEN URL