News
人材検索について
ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員（HPSCスタッフ）、HPSCの勤務経験者（HPSC OB/OG）、HPSCの各種事業における協力者（HPSC事業協力者）のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。
最終更新日：2024/06/10
本郷 由貴
ホンゴウ ユキ
(Yuki Hongo)
MISC
- タイトル
- 大学生アスリートにおける困難時の心理的適応に関する研究—セルフコンパッションに着目して
- タイトル（英）
- 参照URL
- https://researchmap.jp/Yuki-Hongo/misc/46745294
- 著者
- 本郷 由貴,笹川 智子,高井 秀明
- 著者（英）
- 担当区分
- 概要
- 近年、困難な状況における自己との関わり方に着目した心理学的概念として、セルフコンパッション（Neff, 2003）が取り上げられており、精神的適応に繋がる自己との向き合い方の一つとして注目されている。本研究では一般大学生と比較して、大学生アスリートのセルフコンパッションの特徴を明らかにすることを目的とした。A大学体育専攻学生541名に対し、セルフコンパッション尺度日本語版（有光，2014）を用いて、自己記入式の集団調査を実施した。確認的因子分析の結果、一般大学生を対象とした場合と同様の6因子構造が確認された。大学生アスリートの得点を一般大学生の平均と比較した結果、「自分へのやさしさ」と「マインドフルネス」、および「孤独感」は低く、「自己批判」と「過剰同一化」は高いことが示された。男女別の比較では、男性アスリートが女性アスリートよりもセルフコンパッション得点が有意に高かった。以上のことから、大学生アスリートは困難時に自己批判をしやすく、否定的な認知や感情が高まってバランスのとれた見方がしにくくなること、特に女性アスリートは苦痛や失敗場面で自らに対して厳しい姿勢を取りやすくなることが示された。
- 概要（英）
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本体育学会
- 出版者・発行元（英）
- 誌名
- 日本体育学会大会予稿集
- 誌名（英）
- 巻
- 70
- 号
- 開始ページ
- 148_1
- 終了ページ
- 148_1
- 出版年月
- 2019年
- 査読の有無
- 招待の有無
- 掲載種別
- ISSN
- DOI URL
- https://doi.org/10.20693/jspehss.70.148_1
- 共同研究・競争的資金等の研究課題