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人材検索について
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最終更新日:2024/03/28
岩田 理沙
イワタ リサ
(RISA IWATA)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 同一体力レベルの男女における運動時熱放散能力の比較ー性差と個人差の明確化ー
- タイトル(英)
- Comparison of Heat Dissipation Capacity during Exercise between Male and Female of the Same Physical Fitness Level: Clarification of Sex and Individual Differences
- 研究概要
- 本研究では、同一体力レベルの男女を対象に①代謝性熱産生量を統一した運動時の体温調節機能を男女で比較することおよび②熱放散能力の依存要因が異なる3つの環境下で運動時および運動後の熱放散能力を男女で比較することとした。本研究の大きな特色は、体温調節機能に関する「性差」を明らかにすることで、女性の特異的な応答を調査し、スポーツ科学に未だエビデンスの少ない女性に向けて貴重な知見を増大することである。また、本研究で得られた研究成果は、より多くの人に向けた熱中症対策の最適化を導くための重要なエビデンスとなり得る。さらに、体力レベルと運動強度の双方を統一した運動での比較は、男女差が生じる体力レベルによる「個人差」を排除するため、これまでにない新たな着眼点から「性差」を検討することができると考えた。 成人男女15名ずつ①最大酸素摂取量が48~52ml/min/kgの者②熱中症の既往歴がない者③正常月経の者(女性のみ)の条件を満たす者を対象とする。事前測定にて最大酸素摂取量を行った後、1週間以上空けて、①高温低湿環境試行(発汗による熱放散);35℃40%RH②常温環境試行(皮膚血流による熱放散);20℃50%RH③高温多湿環境試行(熱放散が難しい);35℃70%RHの3試行を無作為化交差試験にて行う。 本研究では3つの異なる環境下で調査することと、運動後回復期まで調査することにより、男女の熱放散能力が何に依存することで「性差」生じるのかを明らかにすることができると仮説を立てた。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/risa_iwata_0522/research_projects/36402986
- 担当研究者
- 岩田 理沙
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
- 研究種目
- 研究活動スタート支援
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- National Agency for the Advancement of Sports and Health
- 年月From
- 2021年8月
- 年月To
- 2023年3月
- 配分額(総額)
- 3120000
- 配分額(直接経費)
- 2400000
- 配分額(間接経費)
- 720000
- 資金種別
- 課題番号
- 21K21274
- KAKEN URL