News


人材検索

人材検索について

ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2024/02/29

高井 恵理

タカイ エリ (Eri Takai)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
競技者のからだ作りにおける適正な朝食摂取の有用性
タイトル(英)
研究概要
競技者が良好なコンディションを維持しながらからだ作りを行うことは競技力向上にとって極めて重要である。そこで本研究では13C呼吸試験法を用いてたんぱく代謝の観点から競技者の朝食摂取の有用性について明らかにすることを目的としている。 2019年度は、炭酸ガス炭素同位体比分析装置 POC one(大塚製薬㈱製)を用いて本研究を推進するにあたり、測定プロトコールについて検討を重ねた。その結果、研究デザインを変更する必要があることが明らかになった。朝食を欠食している者を被験者としてリクルートし、朝食欠食時をコントロール試行として最初に実施する。その後、400-600kcal程度の朝食を1週間程度継続して毎日摂取させたのち、早朝空腹時に安定同位体投与後に180分呼気を採取して分析する。各試行時に食事調査、運動時及び安静時のエネルギー消費量測定、尿検査及び血液検査を実施する。以上のようなデザインで今後の測定を行うこととした。その際、エナジー・アベイラビリティー(energy availability: EA)を用いて被験者間のエネルギー状況をそろえて比較検討を行うことは予定通りであり、EAで調整した食事摂取の実施方法について継続検討中である。EAとは、1日の総エネルギー摂取量からトレーニングによるエネルギー消費量を差し引いて除脂肪量(FFM)で除した値であり、基礎代謝や生体維持の諸機能のために利用しうるエネルギー量を指しており、算出の方法論は確立できている。 以上のプロトコールを用いて本実験の被験者募集をし、2-3月から測定を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出自粛となり、キャンパス内の教室や測定施設の使用に影響が出たことから被験者募集と本実験の実施ができなかった。緊急事態宣言解除とその後の状況を見ながら、今後の測定を実施していきたいと考えている。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/7000019740/research_projects/31759611
担当研究者
田口 素子,本 国子,鳥居 俊,高井 恵理
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
制度名
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
制度名(英)
研究種目
基盤研究(C)
研究種目(英)
研究機関
早稲田大学
研究機関(英)
年月From
2019年4月1日
年月To
2022年3月31日
配分額(総額)
4420000
配分額(直接経費)
3400000
配分額(間接経費)
1020000
資金種別
課題番号
19K11503
KAKEN URL