News


人材検索について

ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。

最終更新日:2024/01/31

安藤 啓

アンドウ アキラ (Akira Ando)
共同研究・競争的資金等の研究課題
タイトル
夜型生活リズムを有する幼児の時計遺伝子タイプ特性と、身体活動によるリズム是正
タイトル(英)
Clock genotype characteristics of preschool children and regulation of circadian rhythm by physical activity
研究概要
幼児の就寝時刻が遅く生活リズムが遅滞化している問題の背景には、家庭環境や社会的要因などがこれまでに原因として挙げられてきた。一方で近年、生体の概日リズム形成に関与するいわゆる時計遺伝子の存在や特性が明らかになってきた。時計遺伝子が幼児の生活リズム形成にも影響を与えている可能性がある。そこで本研究では、生涯にわたる生活リズム形成に重要な時期を迎えている幼児を対象にして、リズム形成に対する時計遺伝子の影響について調査することを第1の目的とする。生活リズム形成が環境等の要因だけでなく遺伝子による要因も大きく関与することがわかれば、本人のよりよい過ごしに反映させることができ、さらに個人の特性を踏まえた育児や保育方法の選択が家庭や園で可能となる。また、夜型クロノタイプの遺伝子特性を有する幼児に対して、園生活などの社会リズムとの時差を是正するため、決まった時刻に実施する身体活動が有効かどうか検証することを第2の目的とする。 令和2年度は、研究1として「幼児の生活リズム形成における時計遺伝子が与える影響」について調査する予定であった。しかし、COVID-19拡大防止のために、予定していた幼児を対象とした集団での実験ができなかった。 令和3年度は、COVID-19の感染状況を見ながら、試験的に16名を対象にして実験を実施した。その結果、幼児の遺伝子分析用試料採取方法ないし分析方法に問題が生じており、採取方法を変更するなどの改善策を検討している。 したがって、研究の進捗に遅れが生じている状況である。引き続き、COVID-19の感染拡大防止に留意しつつ、対象者の安全性を確保できる環境下で実験を進めるように準備を進めたい。
研究概要(英)
参照URL
https://researchmap.jp/akira_ando/research_projects/45209616
担当研究者
小泉 佳右,安藤 啓,窪谷 珠江
担当研究者(英)
提供機関
日本学術振興会
提供機関(英)
Japan Society for the Promotion of Science
制度名
科学研究費助成事業
制度名(英)
Grants-in-Aid for Scientific Research
研究種目
基盤研究(C)
研究種目(英)
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
研究機関
千葉大学
研究機関(英)
Chiba University
年月From
2020年4月1日
年月To
2023年3月31日
配分額(総額)
4420000
配分額(直接経費)
3400000
配分額(間接経費)
1020000
資金種別
課題番号
20K02627
KAKEN URL