体力測定情報共有会は、HPSCネットワーク連携機関(アスリート支援:体力測定)と、体力測定の測定者であるJISSフィットネスチェックスペシャリスト(FCS)の皆様にお集まりいただき、連携機関での体力測定をより円滑に実施いただくための情報共有の場として、2020年から年に一度開催しています。今回は「Advancing Progress ~より深く、より強く、より前へ~」の副題を冠して、国立スポーツ科学センター(JISS)の最新の知見や、HPSCパッケージの紹介を通じ、連携機関が各地域で有効活用できる最新情報を共有しました。
1日目のセクションでは、連携機関が抱える様々な課題やご要望に対してHPSCが今年度行ってきた取組みをご報告しました。また、各連携機関からも情報共有いただき、質問やコメントの絶えない活発な議論が交わされました。
2日目の午前は、主にJISSでの研究や日々のアスリート支援で得られた知見をご紹介しました。午後は趣向を変え、「HPSCパッケージの紹介プログラム」を行い、栄養、心理、映像・情報技術、ストレングストレーニング、スポーツ外傷・障害予防に関するブースを設け、それぞれのパッケージに触れていただきました。各地域でのスポーツ医・科学サポートを担う連携機関として、アスリートが抱える課題に対応したサポートの実施、サポートの効果を検証するための体力測定を企画するにあたり、HPSCパッケージの活用を検討いただくとても良い機会になったと思います。
連携機関及びFCSの皆様には2日間にわたって意欲的にご参加いただき、ありがとうございました。
開会挨拶の様子
HPSCパッケージ体験会の様子