News
人材検索について
ハイパフォーマンススポーツに係る研究者やサポートスタッフ等の人材情報の検索ができます。HPSCに現在勤務する職員(HPSCスタッフ)、HPSCの勤務経験者(HPSC OB/OG)、HPSCの各種事業における協力者(HPSC事業協力者)のカテゴリーに分けております。人材データベースへのご登録はHPSCからご依頼させて頂いた方のみとしております。
最終更新日:2024/12/13
横澤 俊治
ヨコザワ トシハル
(Toshiharu Yokozawa)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- タイトル
- 身体運動における座標値および速度に関する最新計測デバイスの精度と適用範囲の検証
- タイトル(英)
- Verification of accuracy and application range of biomechanical devices and systems
- 研究概要
- 本研究の目的は、身体座標値および速度を計測する最新デバイスの精度を検証し、各デバイスのタイプ別適用範囲や留意点を提示することであった。今年度はモーションキャプチャーから得られた身体分析点等の座標値の検証実験を行った。 光学式近赤外線カメラを用いたモーションキャプチャーシステム(VICON MX、Vicon Motion Systems社製)を用いて、これらの反射マーカーから3次元座標データを収集した。同時に、加速度・角速度・地磁気を搭載したセンサが両手、両前腕、上腕、両足、両下腿、両大腿、胸郭、骨盤、頭部に取り付けられたスーツ(Xsens MVN、Xsens社製)を被検者に着用させた。Xsensのシステムに含まれている同期装置を用いてVICONと厳密に同期した。データ取得後、VICONと同様の身体部分点の計測点をセンサデータから推定した。 VICONとXsensの座標点は概ねよく一致していた。なお、X軸座標については、時間経過にともない、若干差が広がっていたが、ドリフトによる影響というよりもむしろ各座標系の設定に若干ずれが生じており、それが走る方向のずれとして現れていたためと考えられる。VICONでは、左右上前腸骨棘間の距離がほぼ一定であったことから、座標点の計測精度は非常に高かったものと考えられる。一方、Xsensでは、ばらつきがみられたものの、そのばらつきも約1cm以内におさまっており、VICONほどではないものの、計測精度は高かったものと思われる。VICONでは、計測範囲の隅精度が悪くなる場合があったが、センサ型システムでは、(特にデータロガー型では)こうした問題を回避できる利点があると考えられる。
- 研究概要(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/yokozawatoshi/research_projects/31333401
- 担当研究者
- 横澤 俊治
- 担当研究者(英)
- 提供機関
- 日本学術振興会
- 提供機関(英)
- Japan Society for the Promotion of Science
- 制度名
- 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 制度名(英)
- Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 研究種目(英)
- Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 研究機関
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
- 研究機関(英)
- National Agency for the Advancement of Sports and Health
- 年月From
- 2020年4月
- 年月To
- 2023年3月
- 配分額(総額)
- 2860000
- 配分額(直接経費)
- 2200000
- 配分額(間接経費)
- 660000
- 資金種別
- 課題番号
- 20K11354
- KAKEN URL