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人材検索について
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最終更新日:2024/11/04
松田 知華
マツダ トモカ
(Tomoka Matsuda)
MISC
- タイトル
- 血中ビタミンD濃度が月経前症候群の主観的重症度に与える影響
- タイトル(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/tomoka.matsuda/misc/46779767
- 著者
- 市川 季穂,山田 満月,石川 明良,松田 知華,北島 彩音,中山 真羽,舟喜 晶子,池上 和,亀本 佳世子,須永 美歌子
- 著者(英)
- 担当区分
- 概要
- 【背景】月経前症候群(PMS)は月経開始前、黄体期の3~10日の間続く精神あるいは身体症状であり、月経開始とともに軽快ないし消失する(日本産婦人科学会,2018)。PMSの主な原因は明らかではないが、血中ビタミンD(VD)濃度の低値がPMS症状の強さと関連することが報告されている(Abdi F et al.,2019)。わが国における閉経前女性の多くは、血中VD濃度が基準値を下回っている(高岡ら,2017)が、血中VD濃度とPMS症状の主観的な強さとの関係については検討されていない。【目的】血中VD濃度がPMSの主観的重症度に与える影響について検討した。【方法】正常月経周期、PMS症状を有し運動習慣のない女性17名(年齢:22.6±1.8歳、体格指数:21.6±1.9 kg / m²、月経周期:31.2±3.3日)を対象とした。測定は黄体期に実施し、座位安静後採血を行った。血中VDは、血清25(OH)D ₃濃度および血清1,25(OH)₂D濃度を用いて分析し、評価した。主観的重症度は、Daily Record of Severity of Problems(DRSP) を用いて評価し月経開始前10日間の合計スコアを算出した。【結果】血清25(OH)D濃度は14.9±3.1ng/mLであり、全員が基準値を下回っていた。この内16名が欠乏状態であった。さらに、血清1,25(OH)₂D₃濃度は55.1±17.5pg/mLであり、12名が基準値内、5名が基準値を上回っていた。DRSPのスコアは38.8±10.4点であった。血清25(OH)Dおよび血清1,25(OH)₂D₃濃度とPMSの主観的重症度との間に、有意な相関関係は認められなかった。【結論】血中VD濃度とPMSの主観的重症度には明らかな関連性は認められなかった。
- 概要(英)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
- 出版者・発行元(英)
- 誌名
- 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
- 誌名(英)
- 巻
- 73
- 号
- 開始ページ
- 378
- 終了ページ
- 出版年月
- 2023年
- 査読の有無
- 招待の有無
- 掲載種別
- ISSN
- DOI URL
- https://doi.org/10.20693/jspehssconf.73.0_378
- 共同研究・競争的資金等の研究課題